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【退職エントリ】営業ハック退職します!

掲題の通り、私は6月末日をもって株式会社営業ハックを退職します。
人生初の「退職エントリ」を書いてみることにしました。
業務委託からスタートして最終的には正社員にしていただき約3年間。
今回のnoteでは
・何故営業ハックに入社したのか
・何故営業ハックを退職することにしたのか。
・退職する者から見て営業ハックってどんな会社なのか。
・営業ハックで得たものは何か。
そんな記事にしたいと思っております。

何故営業ハックに入社したのか

株式会社営業ハックはTwitterでおなじみの笹田さんが社長の営業支援会社です。

私がこの会社に入社した経緯は3年前当時のフリーランス時代に、いつ登録したかも忘れていた営業ハック笹田さんのラインオフィシャルが鳴ったことが始まり。
ラインには「スタッフ募集」とありました。
この時、ろくにリソースもないくせに
「笹田さんと話してみたい!何かできることあるかも?案件調整できるかも?」
みたいな超軽いノリで面接申し込みフォームを入力しました。
後日の面接では
「わー本物の笹田さんだー(オンライン・研修講師前だったらしく屋外でした笑)」
と感動したことを記憶しております。
笹田さんは超絶気さくで面接という感じがしなく、私も自然なありのままで対話ができました。
結果は後日ということになりましたが、この時は見送りになります。
(私リソース週10hとか言っているし、もっと営業猛者もいたんだろうなんて思っていました。)

ですが1ヶ月後に笹田さんから1本の電話が。
内容は
「営業ではなくキャリアアドバイザーとして力を貸して欲しい、理由は人材紹介事業を立ち上げたが、キャリコンの方が退職される。
面接した時に営業経験があって、応援熱量がある櫻林さんを思い出しました。是非お願いできませんか?」

というご連絡でした。キャリア面談のペースも自分で調整できるとのことと、とても嬉しいお申し出だったので即OKを出した私。
ここから私の営業ハック生活がはじまりました。

ちなみに当時は業務委託の私みたいな人間を入れて10人足らずの組織でした。
朝礼も3-4人しかいなかったです。今や30人以上いて画面が賑やかです笑

そこから営業代行の案件架電、新規事業の開拓営業、相変わらずキャリア支援、自社のインサイドセールス、フィールドセールス
対人コミュニケーションを軸に様々なお仕事に挑戦させていただけるようになり、営業ハックでの仕事がどんどん増えてきて私も面白くて
2022年4月に正社員として営業ハックにフルコミットすることになりました。

なぜ退職するのか

実は私今年の7月で40歳になります。
その前に強烈に自分と向き合う機会があり
「私はこの先何がしたいのか」
「このまま営業ハックにいていいのか」
「私の理想の未来からの逆算で必要な経験は何か」
を散々考えた2022年年末。
この時に営業ハックに何かされたとか、笹田さんにのどこそこが不満だとか
そうゆうのは一切ありません。
まぁ単なる中年クライシスだったと今振り返って思っています。笑
とてもやりがいのあるポジションをお任せいただいておりましたし営業ハックに対してネガティブな退職理由はありません。

ですが私は心がモヤモヤすると私は行動することを抑えきれない性格です。
中年クライシスを解消するために、とにかく動くことにしました。

「他の会社も見てみよう」と決意し、超絶ゆるゆるに転職活動を開始しました。
多分、転職はしないだろうなぁとこの時は思っていました。
でも他の会社で通用するのか自分を試したい。

主戦場を移す上で大きな論点だったのがフリーランスか転職かでしたが、組織に貢献したいと考えて転職活動をしようと考えました。

前職を退職した時はフリーランス一択だったのですが組織に貢献したいって明確な思いを持てて、私もちょっとは成長したかなと思えました。

転職活動を進めていく中で様々な企業の書類が通過したり落選したり一次二次辞退したりとしていると毎日のように自分の棚卸しと面接企業からの質問があり、どんどん自分の考えが明確になっていく感覚がありました。
転職活動の過程で自分にガッカリすることも多かったけど
自分の可能性を見ることができたのはとても大きかったです。
転職活動中も営業ハックに残るということも考えていたため
背徳感も確かにあって、苦しい期間でした。

その中で、今の私に必要な課題をいただける会社に出会い、迷って迷って大袈裟じゃない位死ぬほど悩んで、いろんなところを行ったり来たりして
メンターに相談したり、壁打ちしたり、プレゼンしてみたり…..

「明確に転職しよう。今選考進んでいる会社の中でご縁をいただけたら」
という答えを出しました。

ありがたいことに一番切望していた会社から内定をいただきました。

そこで私は6月1日に笹田さんにお伝えすることになるのです。

「6月いっぱいをもって櫻林は営業ハックを卒業させていただきたいです」

笹田さんは
「櫻林さんのやりたいことなんですよね?そうでなければ全力で引き留めます。でもやりたいことなら全力で応援します。」
と言ってくださって、とても嬉しかった。
…はい。やりたいことです…!
胸が熱くて痛くて張り裂けそうで泣く私。いつも泣いてばかりですみません。。

退職する者から見て営業ハックってどんな会社なのか。

私にとって営業ハックは
「思考力を上げてもらえる会社」でした。
今まで営業経験こそあれど、行動量至上主義的な営業しかできておらずでした。下記のような経験を積むことは私の中ではじめてのことの連続でした。

  • とにかく徹底した5W1Hを求められるテキストコミュニケーション

  • 議事録を商談ごと、会議ごと、朝礼に至るまで書きまくる

  • S-1グランプリ2022年完全優勝者の笹田さんの商談を毎日見まくる

  • テレアポは架電数とアポ数も同時に追いかける(担当者接続率も)

  • 定性、定量で目標を週次設定する

  • 15分の1on1で先週の振り返り、今週の取り組みを根拠をもって笹田さんに提示する

などなど、思考における当たり前の基準が高く、そこに追いつこうとすると
自分の基準を高くする必要があり、それが私にとっては何より力をつけさせていただきました。
営業戦士としてのスキルより考える力を付けさせていただいたと実感しております。
特に、書く力ですね。
Twitterのフォロワーは入社後10倍になりました。
書類選考も良い数値が出ました。

この辺りは転職される方にとって、特に私のような中年にとっては参考になると思いますので
別途の機会にでもnoteにてお伝えできればと思っています。

営業ハックで得たものは何か

もう一言では表せないですが、まずは
「貴重な経験」です。
とにかくたくさんの仕事に挑戦させていただきました。
おそらく私が社内で最もチャレンジさせていただいていたと思っています。
いくつかの新規事業、新しい営業手法、インサイド、フィールド、カスタマーサクセス….
もう数えるとキリがありません。
たった3年間でここまでの経験を積ませていただける会社も他にないのではないかと思います。

次に「出会い」です。
営業ハックでは本当に色んな人がお仕事していて、大袈裟じゃなくパラダイムシフトを起こしました。
自身の事業をやりながら営業ハックで仕事しながら営業の勉強をする方はもちろん介護や子育てと両立しながらお仕事する方などなど
特に事業を展開されている方は面白い事業をやっている方が多く
たくさんの生き方を学ばせていただきました。
とてもバラエティ豊かなメンバーに囲まれてお仕事させていただきました。
そのような組織はたくさんあるとは思いますが、一緒にお仕事してみると
色んな視点を持つことができるようになり、面白かったです。

笹田さんとの出会いもそうだし、田中さんや安田さんなど
営業ハックを背負う若手メンバーとの出会いも本当に私にとって大きいものでした。田中さんは大阪在住なのですが度々東京に来てくれて
我が家にお泊まりしてくれることもあり、とても仲良くしていただきました。

貴重な経験と貴重な出会いには感謝しかありません。
本当に市場価値を上げていただいたし、私に必要な課題をたくさんくれました。もちろん課題が厳しく苦しいこともあったけど私にとっては全て必要な痛みでした。

最後に

今月いっぱいで退職することになった私。
やり残したこともあるし、悔いもたくさんあります。
本当に自分が未熟だった結果だなと痛感しまくっています。
退職により迷惑をかけてしまうことも事実です。

それでも人生のコマを進める為に必要な決断だった。
だからといって営業ハックが大好きなことはこれからも変わりません。
また成長した私をお見せできるようになりたいです。
これから進む道を正解にできるのは私だけなので
いっぱい苦しんでまた成長していきたいです。

40手前で大きな決断をしましたが、これからも自分のビジョンである
「働く大人がカッコいい世界」を羅針盤に邁進していきます。

まとめると私は営業ハックに出会って良かった!
幸せな3年間でした!感謝しかありません。
残り少ない営業ハックライフで爪跡を残すミッションまでいただき、成果を最大限残せるよう力を尽くすつもりです。

本当に笹田さん、ありがとうございました。
営業ハックが大好きです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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