天職となる運命

この前も書いたけど、私は今企業の新卒採用コンサルティング事業を行う会社に属している。

実は私の会社は、それだけでなく育成研修なども取り扱っている。

そんな中で目玉といえるのが、ある特定の中小企業を集めた、合同研修。
「他社に同期をつくる」というコンセプトのもと、軽く7年くらいやっている。

私はその担当に去年の4月からなり始めた。
つまり2018年度新卒採用社員の研修からアサインされた。

今日は、その、新入社員の頃であった彼ら・彼女らの
1年目を振り返る為の研修だった。

コンテンツからその他事務作業まですべてを担当して、当日を迎えた。
ある貸し会議室で一人参加者を待っている時は、会が成功するか、
参加者がちゃんと来てくれるか、満足度の高い研修になるか、
様々な不安が自分を襲った。

10時集合の研修なのに、参加者第一号は9時21分に来た。
早すぎと思いながら出迎えた。
その、第一号の表情を見て、私は驚いた。
4月の顔つきから一変して、大人びて、
多少くたびれたような感じだったから。

社会に出て様々な感情に触れたような顔つきとなっていた。

第一号を皮切りに続々と参加者が入ってきた。
全員、同じような顔つきだった。
社会の荒波にもまれながら必死にしがみついてきたような顔つき。
たくましさ、凛々しさ、大人っぽさを感じた。

会自体も成功し、満足度の高い(であろう)もので
幕を閉じることができた。
会を無事終えられた喜びと、彼ら・彼女らの様子を見て、
興奮が覚めないため、今こうしてnoteに向き合っている。

今日を終えて、今、私は天職に巡り合えたと思っている。
研修参加者の顔つき、採用担当者がとったアクション、
実際採用に関わって下さった現場社員のご活躍ぶり。
毎回「素敵」「やっていてよかった」と感じる仕事こそ天職だと思う。

それに、25の時点で出会えたのも、運命なんだと思う。

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