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はじめに。

改めて、ご心配をおかけした皆様には、ほんとうに申し訳なく思っています、スイマセン。個別に何度も何度も連絡をくれた一部の方には、少し事情や療養の経過をご報告させて頂きましたが、コロナウィルス感染拡大防止の外出自粛要請を受け、復帰のご挨拶がまだの方も大勢いらっしゃる中、このエッセイのアカウントを開設するに至った思いを少しお話させて頂きたいと思います。

正直、全てを話す必要はない。と、いつも通り個人的には秘密主義を貫きたい気持ちもあり、またお仕事の「ブランディング」事情でも、私のキャリアは「カッコいい」「すごい」「憧れる対象」として作り挙げられて来てるので、今回の休業理由を公言する事は、ファン離れのリスクも大きすぎると、公表に対して非賛同の意見も多いです。

そしてこのタイミングで起きた、コロナウィルスの感染拡大による世界的なパンデミック。世の中に不安や疑心暗鬼が蔓延している今、自分に出来る事は・・・と経営者として、アーティストして、熟考した時に、なにをおいてもまず「人として」自分に出来ることは、を見つめ直しました。自分が経験した事、感じた事を公開する事で生まれる、対私への共感や同情、批判や失望よりも、同じ様に、何かしら社会や自分自身の心の中に「生きにくさ」を感じている人達の「窮屈さを緩和してあげれる何か」に繋がるんじゃないかな、、、とすごく思いました。

このエッセイを全部書ききった後、読み切ってもらった後、きっと今まで必死で14年もかけて作りあげてきた「moekoosawa像」は崩壊するでしょう。信頼や評価、今まで向けてもらってた期待や憧れの眼差しを失うかも。でも、それでも、その先に「等身大で向き合う」からこそ伝えられるまた別のメッセージがあると思うし、今後の自分のアーティスト活動、立ち位置は、その新しい領域に挑戦したい、と思っています。

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