ティファールの電気フライヤー
揚げ物が気軽に出来たらお料理が楽になるのに。
…と思いまして、家電屋さんで吟味の上、こちらを購入しました!
Tefalテーファル/ティファール・電気フライヤー
Media Marktメディアマルクトで98,99€(1€ 120円計算で約11879円)
私の選考ポイントは、
・一度にある程度の量を揚げたい。
・横長な魚フライが入る長さは欲しい。
・収納し安く、場所を取らない。
以上の理由から、『四角い形のもの』。
そして、片付けや掃除の面から、
・油のタンクが取り外し洗浄可。
・揚げカス掃除対応(油の再利用可)。
・パーツの食洗機利用可。
後は温度設定とタイマーですが、これらの機能はほぼ全てについています。
同じティファールさんの、こちらの商品と迷いました。価格は、今回、私の行ったお店ではほぼ同じでした。(別のお店では、こちらの方がお高かったです。)
↑使用済み油をレバー操作で下の青いタンクに回収出来る。(青いタンク取り外し可能)
※写真はTefalホームページより
魅力的でしたが、私は「青いタンクの取り外し時に、油注入口などがベタベタするのでは?」という不安と、「油はいちいち出し入れさせずに再利用中は機械内に置いておけるものがいい(油移動の手間を省きたい)」という怠慢願望から、こちらは却下しました。
さて、商品は…
↑しっかりと梱包されています。
↑このようにパーツが分かれます。※説明書より
↑タンクの1番底に網が入っていて、使用後に網を引き上げることで揚げカス除去が可能(左) /より頑丈な(本体)加工(右)
↑電熱線(?)の下に見えるこの網を使用後にゆっくりと引き上げて、揚げカスを除去。
さて、使用してみます。
使用する油は、こちら。
↑植物性油で、バターの様な固形油。REWEレーベスーパーさんで購入。
1ℓ 2,19€ (1€ 120円計算で約263円)
これをカットしてフライヤーの中に入れていきます。3ℓ分入れます。
↑こんな感じ。
溶かしながら残りも入れていこうと、電源を入れて低温で温めスタート。
電熱線に接している油がみるみる溶けていきます。と、煙がモアモア〜!!
…。こ、これは…。
なんだか、やばし。
中断!!!
慌ててoffにしてお箸で油を動かしてみると、
↑電熱線に焦げが!
これはいけません!
怖い怖い、機械が壊れちゃう。
夫と「先ずは油を鍋で溶かして、液体状にしてから入れよう。」ということに。
…中華鍋風フライパンを取り出す夫。
…なぜ故にその選択?
「それ、柄があるから洗浄機に入れにくい形なのになぁ、普通のお鍋でして欲しいなぁ…」という私の心の声が響きますが、何かを察した夫が「これが注ぎやすいはず。」とか言い切るので、任せます。
↑順調に溶けていく油。
↑注入!
油が溶け切っていないのに入れちゃう所に、夫婦のせっかちさ加減が見てとれます。
さて、改めて低温で温め始めると、暫くして綺麗な油になりました!
油を設定温度まで温めている間に、ジャガイモの準備です。
あ、先ずはポテトを作ります。
↑ザクッといくと、もう切れている便利なこちらの道具も重宝。
切ったじゃがいもは一旦水に浸けて、布巾で水気を除いたものを使います。
↑揚げ網に入れて油へ。
↑使用の様子のビデオはこちら。
蓋もするので、油はねは少なくて済みます。
ただ蓋に、手前の網の持ち手を通す切れ込みと電熱線の為の切れ込みがあるので、その隙間からハネ出た油と蒸気でタイマー部分が油まみれになりました。
私はまあ、この程度なら使用後にサッと拭けばいいので許容範囲です。
↑おー。いい感じ。
↑網は手前に引っ掛けると、浮かせて油切りが出来る。
調子に乗って、冷凍のイカリング。
更に、冷凍の魚ナゲット。
揚げ物祭りです。
↑サクサクに揚がりました!
最後にポテトをもう一度短く揚げて(ポテトは冷ましてから2度揚げした方がサクサクになるという義母の教えです。)、出来上がりです。
どれも美味しく出来て、満足です。
さて、油の様子はどうでしょうか。
ポテトとイカリングまではほぼ綺麗なままだったのですが、魚ナゲットで細かい粉が沢山浮いてしまいました。
ドイツの揚げ物の粉、すごく細かいんですよね。
奥の、タイマー部分の機械を持ち上げて電熱線を取り外し、底の網をゆっくりと持ち上げます。
揚げカスは脇に寄っているので、竹串で隅から中央へカスが泳ぐ様に誘導しながらゆっくりと引き上げますが、カスは無情にも油の溢れる流れにのって結構な量を取り損ねてしまいました。
茶漉しでもすくいまくります。
うーん…。
カスの浮き&沈み具合がちょっと気になるので、今回はちゃんと油もこして、揚げ物タンクも洗う事にしました。
ぬるま湯くらいの温度まで油を放置して冷ましてから、一旦、大鍋にこしながら移して、洗ったタンクにまたこしながら戻しました。
↑しっかり冷めて固まった油。
これでよし。
次の使用機会を待ちます。
さて、初めて使ってみた感想です。
《良かった点》
・余り周りに油が飛ばない。
・ある程度の量を勢いよく揚げられる。
・再利用の油をタンクに残しておける。(※メーカーさん指導の使用方法とは異なります。自己責任で。)
・両脇の黒い持ち手が本体持ち上げに便利。
・本体の、強度の為の模様が汚れも拭き取りやすくて良い(気がする)。
・コード収納が便利。
↑巻き付けるタイプのコード収納。
《気になった点》
・蓋の隙間からタイマーに油が飛ぶ。
・底から引き上げる揚げカス網ですが、引き上げる際の油の流れで小さな揚げカスは逃げてしまう。
・固形油だと最後の網収納に問題が。
↑使用後。油の表面酸化防止の為アルミホイルで蓋。そして、網を収納しようと思ったら油の高さで折り畳んだ持ち手がはみ出てしまい、蓋ができない! 液体油にしたら畳んだ網の持ち手まで油に浸かってしまうのか、検証が必要。(網を別収納か、やはり油は毎回別容器へ移す?)
↑網の収納を諦めるか
↑網の持ち手を出したままで収納するか。
《これから使用する際の注意点》
・いきなり固形油を入れて温めない!(※取り扱い説明書にも書いてありました。読まずに初回でやらかしてしまう寸前だった夫婦…。)
・余りに細かいパン粉を使ったお料理は、フライヤーでは揚げないか、油を交換するタイミングで。
以上です。
機械の置き場所を今から確保しなければいけませんが、まあ初回終了の段階では買って良かったと満足です。
これで揚げ物のハードルが低くなる!…と…いいな…。
2022年2月6日