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ウイザード(サイコロ)

旅の夜は、カードゲーム。

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Wizard(ウイザード)というカードゲームが有るのですが、そのシリーズのWürfelspiel(ヴルフェルシュピール/サイコロ遊び)バージョン。

親を決め、まずは親が「何色の目が何個」と予想を宣言して紙の表の当てはまるマスに◯を記入します。その後は時計回りに皆が予想を立てます。他の人と被る予想は出来ません。

皆が予想を立てたら、親が7つあるサイコロを振り、自分の予想の実現を目指します。親は3回サイコロを振ることが出来、2回目以降は予想に適した目のサイコロを残し、残りのサイコロのみを振ることも可能です。サイコロにはWと表示された目があるのですが、親が皆の予想を聞いた後でWは何色かを指定することが出来ます。

親以外の人も親がサイコロを振るたびに自分の予想の目が出るかを観察し、1回目や2回目の振りに関わらず、的中した目が出た時点で自分の表に記した◯の中にXと記入する事が出来ます。親の予想が1回目や2回目で的中したら親が振るのをやめて他の人のチャレンジも終了ですが、それ以外は3回目が終わるまでチャンスがあります。予想が外れたら、外れた予想ポイント分(青が3個と予想したけれど結果は2個だった場合は1、4個だった場合も1)を◯の中に記入します。

親は、毎回、親の予想した色以外の色で多くの数を予想した人(予想が的中しようがしまいが関係なし)に移ります。

誰かが、Xを9個記入した時点で即終了。始めに9個集めた人にはボーナスが3点与えられます。

表に記入された数字はマイナス点として数え、Xは予想の目の数のプラス点となります。(青が3個と予想して的中した場合のXは3点、青が1個と予想した場合は1点)。

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合計点の多い人が勝ちです。

点数計算の仕方などに特別な条件をつけるカードもセットに付いていて、プラスして遊ぶことも出来ます。ジョーカーの帽子のような絵の目もあって、マイナス点をつける代わりに欄外にX(点数に加算されない)を付けることも出来ます。

運も必要ですが、他の人の予想を見てわざとWの色を他の色に指定してみたりと意外に頭脳戦でもあるゲーム。大人でも楽しく遊べるゲームです。



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