〜長かった夏休み終了〜
残り3日
2020年9月からの一年間の休学が終わるまで残すところあと3日になった。終わる前に一年の振り返りを残そうと決めていたので、そろそろ書きまとめますか📝
私が休学した理由は、「オンラインスタイルに不満爆発した事」と「留学に行けなくなってやる気喪失したこと」だ。
この理由だけ聞いたらみんななんてわがままなんだ、適応能力がないなこいつ、、、と思うだろ。でもそう思われてでも休学したかった。
2020年前半、世の中全てがオンラインになり、外へ出ることは許されなくなった。私も毎日のようにオンラインで人と繋がるようになった。初めは物珍しさや、普段関われない相手とのつながりを求めてオンラインで関わりを持っていた。しかし、この興奮はずっとは続かなかった。
・妹と同じ部屋でしか授業が受けられなかったこと
・オンラインを理由に、5分前に授業クラスに入室しなければいけないことや予告なく延長され、休憩が取れずに次の授業に出なければいけなかったこと
・家の電波状況が悪くなり(接続台数が増えたから)授業が止まってしまい満足に学習ができなかったこと
その他諸々あるが、要はオンラインによって満足のいく勉強ができずにストレスだけが溜まっていったのである。さらに追い討ちをかけるように、各国の入国制限が決まり、留学という夢が物理的に途出されたのだ。
22年間生きてきて、それなりにきつい経験や死にたくなるような体験もしてきたが、これほどまでに未来に灯りが見えずしんどかったことはないと思う。
そんな理由かよと言われればそこまでだが、人間らしさを失った私には休む期間が必要だと感じた結果、休学を決意した。
手続きが終わり休学期間に入った。
周りが履修やらなんやらで忙しいのを見て、学生でなくなったことを実感した。初めは苦痛の毎日から解放され、楽しかった。
バイトをして、映画を見て、読みたかった本を読んで、たまに友達や彼氏と連絡をとって ”普通”の生活ができてた気がした。
しかし、人間どんなことにも少しの劣等感は感じるようだった。
妹が毎日のように授業だー課題だーなんて言っていたのを見て、羨ましく感じることがあった。自分の決めたことは間違っていたんじゃないか、、、と迷う日も多々あった。
ある日、当時の彼からは
「休学してるとはいえ、残り時間をきちんと把握してやるべきことをやりなさい。人に時間を使うな」
と言われた。
言われた時は、それは理解しているつもりだし、説教口調で言われたことにくっっっっそ腹が立ってムカついたけど、後々考えてみると確かにあの時の自分は少し甘かったとこもあった。
休学してすぐに英会話を復活させたが、それ以上にテスト英語をやらなければいけなかったため、路線変更した。 半年ぶりにきちんと英語を学んで楽しかった。結果もきちんと出てきて、初めて休学してよかったと感じた。
それからインターンでの活動も積極的に参加した。現場に出ることもしたし、女子グループの活動も始めた。楽じゃないけど、生きてる心地がして楽しかった。
状況を見ながら友達とも遊んだ。久しぶりに会っても、変わらず接してくれる友達は本当に有難いと思った。一緒に就活に向けて取り組むこともあった。沼にハマったかのように自己分析をしたり、自分の知識欲に対して学び続けたりした。
こうして振り返ってみると、本当にいろいろなことがあって人間味を取り戻せたような気がする。
休学するときに決めた目標は達成することができなかった。それは、優先順位が不安定になったことと、その時やりたいと思ったことを手当たり次第にやってきた結果だ。
後悔はないかと言われれば、そんなことない。大ありだ。計画性のなさを改めて実感した。
けれど、得るものも多かった。
自分の性格や考え方を改めて知ることができた
時間はかかったけど、何かに真剣に取り組むことができた
人に干渉しすぎず、区別して生きられるようになった
いろいろなことの有り難みが理解できた
良くも悪くも、いろいろな経験をして、いろいろな感情を知ることができた
自分に正直に生きる方が楽だとわかった
たった一年、されど一年の休学期間だったが思っていたよりも濃い期間だったのではないかと思う。私の周りは理解のある人が多く、休学したということを伝えてもマイナスに捉える人は多くなくて、打ち明けることに対しても心配はなかった。むしろ嘘をついて話している時の方が大変だった。
復学に向けて履修や健康診断など色々と動き始めて、あっという間の一年だったなと改めて思う。今後就活とかしていく時に、この一年のことは大体は聞かれるだろうなと覚悟している。うまく伝えられるかはわからないけど、正直に話していこうと思う。
そして今は、入学前の一年生のような気持ちでいる。自分の学びたいことを勉強できる環境にいける楽しみと、授業についていけるか、友達できるかという不安が混ざった変な感情。 なんか若返ったみたいで嬉しい。
色々とあった休学期間もこれにて終了。新たな自分でまた大学生を楽しもう。
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