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学びに行くのがやめられない読書
「バナナの魅力を100文字で伝えてください」と言うタイトルを目にした時、私の読書センサーが、びびっと作動した。
それから数年と言う時を経て、先日。図書館で対面を果たし、先程、小一時間で一気に、読み終えてしまった。
さて、連日読書の話で恐縮ではあるものの、今日も、読んでいて私の心に響いた箇所を2つ程、引用させていただく。
すべてを伝えることに執着せず、「なぜ伝わらないか」という理由を明らかにすることこそが、相手ベースで考えるということです。
人は自分の理解できる範囲でしか理解しません。(中略)いくら労力をかけても伝わらない相手はいます。(中略)伝わらないという前提で、どうするかを決めましょう。
つまりこれらをまとめると、
一旦は「伝わらないこと」を前提にして相手に伝え、伝わらなかった時に「なぜ伝わらないか」の理由を明らかにする。
と言うことになるのかなと思った。その上で、相手に「伝わる」ように「伝える」努力を、自分がすること。そうやって、互いに歩み寄る必要性があることを、本書から感じ取った。
これって、話すのももちろんそうだし、「書くこと」においても同じようなことが言えるんじゃないかなと、読んでいてふと感じた。
読書って面白い。いつだって、気付きと学びが得られるし、得ようと思って読んでいるから。だからクセになって、いい意味でやめられない。
読んでくださってありがとうございます。