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強くて繊細
こんにちは。
昨日、半年ぶりに大学の友だちと会ってお話をしました。
あまりに会うのが久々過ぎて、なぜかお互いに少し緊張する、という謎の現象になりつつも…笑
とっても幸せな時間を過ごすことができました。
物事に対する感じ取り方の違い
どんな人とかかわるかによって、その人から受ける影響は大きいと思った。
例えば、私と友だちでは、「物事に対する感じ取り方の違い」がとても大きいな、と昨日話しながら感じたのだ。
というのも、同じ物事に対して、私はすごくネガティブだけど、友だちはその部分のいいところを何かしらみつけようとしていて。そいういう考え方?というか発想が自分にはなくて、素直に感心した。なるほどなって。自分ではネガティブ思考というか、自己否定が強いのが初期設定だから、そこに対して違和感はないけど、昨日友だちと色々話していて、なんだか私は、色々なことに対して、世間一般と感覚がズレているような(いろいろなことに対して、求める基準が高すぎている?ような…)そんなことを思った。
気を配ってくれた
昨日会った友だちは、すごく気を配ってくれる人なんだなと思った。
というのも私が事前に、今の自分の心身の状態(疲れやすいとか…)をLINEで伝えておいたのだが、昨日ふとしたタイミングで、適宜「今話疲れてない?」とか「しんどくない?帰りたかったら言ってね!」って声掛けをしてくれた。
それがすごく、私は嬉しかった。自分にとってはそれが初めての経験だったから、この気持ちを、うまく言葉で表せないことがもどかしいのだが…。私も、自分が今そういう状態だと言うことを、事前に相手に伝えておく、といったことを今までしてこなかった…(それまでは相手に心配かけたくなくて、疲れていてもそれを言わずにいることを自分自身が選択し、相手の前で、元気な自分を演じていたことがほとんどだった)ということもあってか、気にかけてくれたことが本当に嬉しいと思った。例え疲れていたとしても、その場にいること(友だちと会ってお話しすること)を選んでいるのは私自身だから、そこに対しては自分の意思でそこにいるから自分の責任なんだけど、気にかけてくれるのはすごくうれしかった。
ただちょっと私自身、昨日は楽しすぎたのか頑張り過ぎてしまったのか、帰宅して夜寝てもその疲れがとれず(楽しかった方の疲れなので悪しからず)、今朝起きてからも(何となく身体が怠いなあ~)という感覚が続いている。それで二度寝をかまして、今は徐々に復活傾向にある。
noteを書けるまでにはなっているので、だいぶよくなってきたかな?と。笑
楽しくても無理はよくないなあ~と反省。
と言いつつ、またやっちゃうのが目に見えている私、笑
ブラックな私も、私の一部分
私は今まで、大学で愚痴を言えずにいた。否、言わずにいた。
対して周りのほとんどの学生は常日頃、息をするかのように、学科に対する悪口や、嫌いな先生に対する悪口を吐いている。しかし私は、それを聞くとなぜだかすごく嫌な気持ちになるというか、悲しくなってしまうのだ。
だから私は、誰かの悪口やマイナスなことを自分が口にすることで、それらが相手に対して、どんな影響を与えるのか…どんな雰囲気にさせてしまうのか、ということを、無意識のうちに、すごく考えてしまっているようで。
でも、友だちにそれを話したら、
「ブラックな私も、私の一部分だと思えばいいんじゃないかな?これは本当の私ではないけれど、今はちょっと自分のブラックな部分が出てきちゃってるだけだな、って思うように私はしてるよ」
と。なんだかそれが、すごく自分の中で腑に落ちた。
ああ、私はブラックな一面があって、それを出してもいいのかと。
そして、「みんな、悪口を言うことで、どこか自分を保っているところがあるんだと思うな」とも言われた。
薄々勘づいてはいたけれど、友だちに言われたことで、やっぱりそうなのかもしれない…と、確信に変わった。
友だちがくれた言葉
そして、大学入学してから4年になるまでの過程で、私が経験したあれこれを全部、その友だちにはなぜだか言えた。
それは自分でもびっくりするくらいに、スルッと言えた。
きっとその友だちなら話せる、話しても大丈夫と思える、安心感のようなものが私には合ったのだと思う。
★頑張ることに対しての基準が高い
大学生活がしんどいと感じることが多かった私の話を聴いてくれた上で、友だちが言葉を選びながら、私にかけてくれた言葉。
「『何かを、しんどいと思えるまで頑張ることができた。』それってすごいことなんだよ。世の中には何に対しても頑張れない人もいるわけで、それは、誰しもができるわけではないと思う。」
★人生楽しんでいい
「私なんかが人生楽しんでいいのかな…って、ふと思っちゃうんだよね」って零した時に、友だちがかけてくれた言葉。
「生まれてきたからには人生楽しもうよ。」
★家が自分にとっての居場所
自分の家庭環境がいいんだか悪いんだか分からないんだよね~…という話をした時に、友だちが言ってくれた言葉。
「自分が『早く家帰りたいな~』と思えていれば、それは自分が家を『自分の居場所』だと感じているってことなんだと思うな。」
★ベッドでゴロゴロする時間は、必要であり幸せな時間
私が休日、何もしないでベッドでゴロゴロすることに罪悪感を感じている…ということを話した時には、
「ベッドで寝転んでもいいんだよ。それは私にとっては必要な時間で、幸せな時間だから。」
と言ってくれた。
それから、
「(色々なことを)話せるようになったのは、○○ちゃんが、その苦しさから一歩抜け出せた、『成長』だね。」
とも言ってくれた。
強くて繊細
友だちが私のことを、「強くて繊細」って表現してくれたのだが、まさにその通りだと思った。すごく当てはまる言葉だと。
一見すると「強さ」と「繊細さ」というのは、相反するもののように聞こえるが、事実として両方併せ持っているのが、私という人間で。
強さというのは、例えば、自分にとっての逆境を乗り越えて生き続けるといった、「生きる力がある」ところ。
そして、いろいろなものだったり雰囲気だったりを感じ取るところは、きっと「繊細さ」からきているのだと思う。
生きづらいことが多いけどそれも私。
それも私の一部分だって受け入れる。
私はいろいろなことを考えすぎなことが多い。
もっと自分に緩くていい。
そう思えた瞬間だった。
私が打った球を全部ポジティブにして返してくれる人
その友だちは、「私が打った球を全部ポジティブにして返してくれる人」だと思った。会って話せて、すごくよかった。
その友だちとは、遊んだことは昨日が初めてだったはずなのに、まるで初めて感なくて。
この人といたら私も変われる、って確信した。
私は今を生きている。
過去の続きじゃなくて、今を生きてるんだ。
って思えた。
***
ざわついた中で飲んだクリームソーダも、静かな喫茶店で飲んだカフェラテとプリンも、全部思い出。
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友だちと出逢えたことに、「ありがとう」。
読んでくださってありがとうございます。