深いところまで潜る、ヨルシカが好き

ヨルシカが好きな私がただただ、ヨルシカの、この曲のここが好き!を、がっつり語っている記事となっています。








楽曲、春泥棒のMVを見て一目惚れしたバンド。タイトルにも「春」ってついているし、

命を桜に喩えます。

https://youtu.be/Sw1Flgub9s8?si=CyVTEXjxnbB_HS0f

概要欄にも、こうやって書いてあった。一生って儚く散っていくものなんだろうなって思う。そこから毎日のように、曲を漁っては聞く、の繰り返しを始める。



あ、分かった。私は、suisさんの声が好き。n-bunaさんの紡ぐ歌詞にハマる。曲調も好き。シンプルだけどそれが動機なんだと思う。書いていて思った。


ヨルシカには、文豪の作品をオマージュする曲も多数あって、私自身がヨルシカ経由で知った文豪作品、たくさんある。実際にはまだ読めていない本の方が多いけれど、私が読んだ本の中で衝撃的だったのは、宮沢賢治のよだかの星。それをオマージュしたのが、ヨルシカの靴の花火。

靴の花火のMVを見れば見る度、世界観にぐぐーっと惹き込まれて行く。よだかを想って、込み上げてくる思いが確かにある。昨年初めて読んで、聞いた。


ヨルシカ、一体どれだけ頭を使ったんだろう、心を消費させたんだろう、どうしたら、こんなに深くまで世界に入り込んだ作品が出来上がるんだろうって思った。元の作品の、深いところまで潜る。それがすごくすごく、ヨルシカの好きなところ。


思想犯や盗作、爆弾魔。ヨルシカは、ちょっとダークな感じと言うか、「人間誰しも、そういう感情を抱くときってあるよね、」って言うような感覚を表現するのが上手いなって私は思う。何様って感じだけど。だけど私は、この曲達の歌詞に何度も救われたし、このまま生きていていいんだなって思えているのはこの曲達のおかげ。


テレパス、月光浴。アニメと映画「大雪海のカイナ」の主題歌達。映画は見ていないんだけど、アニメは見た。ここでは割愛するけれど、大雪海のカイナは、すごく現代社会情勢を反映されているアニメだと思う。アニメとかドラマにヨルシカが起用されるのは、素直に嬉しい。

そのドラマをじゃあ見ているのかって言ったら別になっちゃうけど…笑。あ、でも今期の「GO HOME」は見てる。新曲「忘れてください」が主題歌。終盤、「♪僕に心を、君に花束を」から始まる、いつもウルっとくる。


左右盲。数年前の映画「今夜、世界からこの恋が消えても」の主題歌もヨルシカだった。映画も見た、リンクされている部分たくさんあった。今でもたくさん聴く、大好きな曲の一つ。


第一夜。夏目漱石の小説「夢十夜」のうちの一つをオマージュした作品。MVが、すごくすごくいい。好き。胸を鷲掴みにされる。ヨルシカの世界観からつくられている、これまでの数多の曲達の、集大成って感じがしてすごくいいなと思う。胸を打たれる。あ、慣用句使いまくればいいって話じゃないのは、承知の上。なんか出まくっちゃった。許してください笑。


451。レイ・ブラッドベリの小説「華氏451度」をオマージュした作品。なんとn-bunaさんが主旋律で歌われている…!すごく貴重、と言う言葉が正しいのかは分からないけれど、n-bunaさんだからこそ出せるよさが、きっとあるんだろうなと思う。

451も本当に深い。この曲きっかけで私も今年、原作を読んだんだけど、本当に深い。忠実だし、リスペクトしている、それでいて、自分達の曲として確立させられている何か、がある。



ただ君に晴れ、だから僕は音楽を辞めた、言って。、パレード、ヒッチコック…。まだまだ、大好きな曲がたくさんある。名前出していないけれど好きな曲だって、たくさんある。ここに書いたのは、好きなうちのほんの一部。だからここに書いていないからと言って、そこに「好き」の優劣があるわけじゃない。

前述したけれど、私はヨルシカに何度も救われた。歌詞に、音楽に、存在に救われた。誇張表現じゃなくて、事実として。だから単体として書きたいくらい、大好きな、思い入れのある曲ばかり。でも好きすぎる故に、まだ言葉として書けるほどにはまとまっていない。だからちゃんと言葉にして、いつか、書きたい。書けたらなと思う。



ここまで読んでくださりありがとうございます。

また飲みたいなあ、タリーズのハニーミルクラテ。これ飲みながら書くと、執筆が捗るんです…!