通院に対する私の気持ち
自立支援医療(精神通院医療)支給が認定された。
この記事を書いてから約3カ月が経過した今日。先程、地域の保健センターから、一通の封筒が届いた。自身宛であることを確認して開封。そこには幾つかの書類が同封されていた。中でも私が目にとまったのは、緑色の紙。そこに書かれていたのが、冒頭の一文。
書類を一通り読み終えた後で、率直に感じたことは、安堵感だった。
同時に、やっぱり私は、継続した精神科通院と医療を必要としている人間なんだなということを、突きつけられた気持ちになった。
だけど今までと違うのは、もう、精神科通院に対して、自分の中で、ネガティブな感情は0に近いと言うことだ。私はなるべくしてこうなった。そう割り切るのには、まだまだ時間がかかりそうだけれどね。
それでも、これも自分の一部なんだと思える頻度が、最近は増えてきているのが、私の中での確固たる事実。そう思えるようになってきていることが、私は本当に嬉しい。
それは紛れもなく、周りの人のおかげ。何より、そんな私自身を認められるようになってきている、今の私がいてくれるおかげ。
支給認定されたことで変わるのは、私の医療費負担額。これまで3割負担だったのが1割負担になることが、生活を送る上での変化としては、いちばん大きい。(親に払ってもらっているからつまりは、親の負担が減ると言うことなのだが…)
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私は、自立支援医療の存在を、大学の授業で知った。その後、制度の申請を行うまでに、自分自身との葛藤が、約1年半にわたってあった。
正直そんなに悩むことだったのか?と今は思う。私としては負担額が減るのだし、私が被る不利益ってあるのか、なくね?と。
しかし当時の私は、自身が「精神科に通院している」と言う事実を受け入れ切れておらず、この制度を申請することで、社会からそういう人間だとレッテルを貼られるのではないかと危惧していた。きっとどう思われるのかが、すごく怖くて不安だったんだと思う。
信頼できる人に相談して結局、申請を決意した私は。今年の夏休みの終盤に地域の保健センターへ伺って、諸々の手続きを行った。
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とは言え、私は今の私ができることを、ただ淡々とこなしていくだけ。それは支給認定の有無にかかわらず、これからも変わることはない。
大学を四年で卒業すること、授業は休まないこと。最低限その二つを自分に課して、私は今日も生きている。
今日と言う日を、私はこれからも忘れないと思う。
読んでくださってありがとうございます。