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死にたい小学生が生きる意味を見出した(1)
2020年、新型コロナウイルスの蔓延により、自宅待機が余儀なくされた。通うべき学舎にも足を運ぶことができず、会いたい友達にも会うことができずに鬱屈した日々を過ごした人も多いのではないだろうか。
学習をするにあたり、学舎に足を運ぶことができないというのは致命的であった。なぜならコロナウイルスが蔓延し始めた頃は、オンライン授業を行うことは学校側からすれば視野に入っていなかったのだ。そもそも、オンラインというものがあまり普及していなかったのだろう。そのため授業が進むことができず、自宅待機期間の最中は、驚く量の課題を毎日こなすだけであった。そのため、授業の進行が中断され、本当はあるべきだった長期休みが削られた記憶がある。
同年、うつ病患者の増加がコロナ禍が落ち着いた頃に世間に知れ渡った。精神科、心療内科の予約が1年先まで埋まってしまっていた。きっと、誰にも会うことができず、外の光を浴びることも減ったためであろう。そして、退屈だという理由でSNSや性的な快楽に入り浸る人もいただろう。余談になるが、コロナ禍の未成年の妊娠率は例年より大幅に増えたそう。
話を戻そう。性的な快楽漬けになると、精神病を悪化させやすいという話はとても有名である。生活リズムが崩れ、太陽の光を浴びず、快楽漬けになると、そりゃあ精神病になるよなぁ。実を言うと、私もその1人であるのだ。
当時小学生であった私が、なぜ双極性障害を患ってしまったのか。それは次回述べようと思う。