【カフェの思惑】学歴は必要なのか考える日とタルト。
束の間の平日。
2日間の休みが同じことが判明して、母と名古屋行きをノリで決めた。
久しぶりの名古屋！
「覚王山に行きたい」と言われて、ついでに行けるカフェを調べて見つけたのは、「papiton」。
草木とお花が素敵なお庭に囲まれた一軒家。
タルトに、焼き菓子に、ロールケーキに…
美しいショーケースから選んだケーキたち。
美味しいスイーツを味わいながら、自分の中でモヤモヤしていたことを話し始めた。
サマーインターンで言われた一言と残った違和感。
昨年夏、ある企業のサマーインターンに参加した。
初めて参加する対面インターン。着慣れないスーツとパンプス、敷居の高いオフィス街にさえ緊張していた。
「初めにそれぞれ自己紹介をお願いします。では、こちらの方から...。」
社員さんの言葉を皮切りに、自己紹介が始まった。
そして、私。
「〇〇大学〇〇学科3年のmoeです。出身は長野県です。趣味は...。」
自己紹介を終えた後、企業説明を聞き、お昼休憩があった。
コンビニのおにぎりを開けて、ひとくち。
その時に、同じテーブルだった男子に話しかけられた。
「〇〇大学ってすごいですね！」
私は、少し違和感を覚えた。
この企業のインターンに参加する学生からしたら、すごいってことなのか…。
私は、（学歴も含めて）どんな人と働きたいのだろうか…？
と、帰り道に考えていた。
学歴と活躍は比例しないと感じたGD。
9月の最終週、2日間のインターンに参加した。
2日間のインターンでは、同じグループのメンバーは重要。
そして自己紹介で、初めに発言した△△さん。
「〇〇大学の△△です。」
正直、〇〇大学は知らなかった。
グループディスカッションが始まると、△△さんの議論の進め方、メンバーを発言度を見ながらまとめあげる力は、純粋にすごいと思った。
学歴フィルターを疑ったインターンとメンバー。
1月の週末、2日間のオンラインインターンに参加した。
そのグループディスカッション。
自己紹介をしてみると、なんと全員が有名私立大学の学生だった。
その時は、そこまで疑問は湧かなかった。
けれど、2日間の締めくくりとして、グループで振り返りをした際に、
「絶対学歴で参加が決まってますよね笑」
と、あるメンバーが口にした。
確かにそうかもしれない...。
と同時に、初めて面接で通ったインターンだったため、ショックだった。
母に言われた一言とスイーツと…。
就活を通して学歴は必要なのか分からくなっていたことを母に話した。
「もし同じような経験をして、同じような評価が付いた人が2人いるとする。1人は東大生。もう1人は知らない大学。人事の人はどっちを取りたいと思う？」
「学歴なんて関係ない。」
高校まで散々、「勉強した方がいい」という言葉で溢れてたはず。
中高で必死に勉強して、大学合格を掴んで、興味のあることを高いレベルで勉強できる環境に行けたのに、それは無駄...？
やっぱり私は、
勉強というやるべきとされていることから、逃げずに向き合って努力できることは重要だと思ってしまう。
けれど、勉強がどうしてもできない人・できる環境にいない人・勉強する時間がない人もいる。
恵まれた環境にいたから、私は勉強できた。
名ばかりの学歴は必要無い。
きっと、学歴は働き始めたら関係ない。
そこで何を学んで、どう身につけたかが重要。
という意味だと、分かるようで分からないと思ってしまう...。
素敵なこのカフェが舞台でした…！
まだもやもやした気持ちを、甘酸っぱいフルーツが溶かしてくれた。
追伸
私も答えが出ない問い。ぜひ、あなたの考えを教えてください。