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人生をWhatではなくHowから考えてみる

自分のキャリアについて、今までと違う観点で考えてみた話です。
私が実際にやった、簡単なワークの内容も含んでおります。


人生はWhatではなくHowである


「今何の仕事してるの?」
「この後は何をするの?」
「将来何になりたいの?」

日本では、「仕事」と「遊び」が切り分けられ、さらに仕事はとりわけ職業(やること)をベースに語られることが多いように感じます。現に私もこれまではそうでした。

でも先日、TABIPPO代表しみなおさんのお話を聞いてハッとさせられたんです。

たしかに、職業だって何かを実現するための手段の一つだなと改めて気付かされました。

私自身、小学生の頃に"パン屋さんになりたい!"と言ってたことがありましたが(パンが好きだっただけ笑)、パン屋さんになって何がしたいのか?どんなパン屋さんになりたいのか?むしろそれが最初にくるべき問いでした。


特に、この変化が大前提であるVUCAの時代。
どんな人生を送りたいのか?を最初に考え、自分なりの価値観をしっかり持っていないと、せっかくたくさんある選択肢に気づくことすらできず、幸せになることから遠ざかってしまうかも、、そう感じました。


何よりも人生の最期が近づいたとき、パートナーと一緒に笑顔で"良い人生だったなあ〜"と悔いなく言える生き方がしたい!!


人生のHowを考えるヒント

Howは決して生涯かけて成し遂げる偉大なもの、永久に変わらないものではなく、今この瞬間からどう生きたいか?という、自分の軸のようなもの。
きっと色んな経験を通してブラッシュアップされていくものなんだと思います。

私自身も4つの質問を通じて考えてみました。
そこまで時間をかけずにできるシンプルなワークなので、同じ迷いを持つ方にはぜひおすすめしたいです。

1)人生で楽しかったこと

大小問わず、パッと思い浮かぶ体験とそう感じたポイントを書き出します。

●東進ハイスクール(予備校)でのアルバイト経験
└ 自分の受験期の経験や英語の楽しさについて、相手に合わせて自分の言葉で伝えるのが楽しかった。
└ 自分の影響で留学したくなった、〜を始めた、などという言葉をもらえたのがとても嬉しかった。

●大学4年生時の、アメリカ/ポートランドへの留学
└ 好きなときに好きな人たちと好きなことをして過ごせた。
└ 素敵な街に住み、非日常感を毎日味わうことができた。
└ 周辺の地域へ旅行し、まだ見ぬ絶景にワクワクできた。
└ (アメリカ人に触発されたからか)自分の気持ちに忠実に、オープンにいられた。

●大学生活を捧げたチアダンスチームでの日々
└ 上達したくて、夢中になって練習していた。毎回の練習が楽しみだった。
└ 仲間たちと一つのゴールを目指す一体感に心が震えた。
└ (リーダーを務める・声を出すなど)チームに働きかける中で、自分の存在価値を実感できた。
└ 定期的に大会や文化祭などの"本番"があり、モチベーションがキープできた。(本番=人が喜んでいる姿が見れる、感謝がもらえる場?)

●社会人最初の北海道転勤生活
└ 休日は自分の時間を自分でコントロールしやすく、自由に過ごせた。
└ 広大な大自然やおいしいご飯など感動できるものが身近にあった。
└ 自分が体験した↑を遊びに来た友人とも一緒に楽しんだり、SNSで発信したりすることで、感動をシェアできるのが嬉しかった。


キーワード

自由・非日常感・好奇心・ワクワク・仲間・夢中・自己成長・承認欲求・発信・影響力・友情・感動


2)人生で許せなかったこと

自分自身でも他人についてでもOKです。

●人の悪いところばかりに着目すること
一人ひとりに必ず魅力があると思っている。

●人が傷つく言動をとること
その場にいる全員が楽しんでいてほしいと思うので、みんなの表情が気になる。人が悲しむ姿を見たり想像したりすると、自分も悲しくなる。

●固定観念や思い込み、ある一つの側面だけで人や物事を判断すること
どんなことからも吸収できるものはあると感じている。自分もそういう人(多角的に捉え、吸収できる人)に刺激や影響を受けた。

●人や物事を比較して優劣をつけること
それぞれの良さを尊重したい。


キーワード

共感・個性の尊重


3)人生でつらかったこと

ここ最近のことですぐ浮かんだものを書きました。

●自分の気持ちや考えと反することをやり続けること
└ 自分がワクワクしていることでないと、人を喜ばせられないと思っている。
└ 自分がつくり上げたもので、人を喜ばせたい。

●人の役に立っているのかわからない・感じにくい日々
└ 間接的には役に立っているのだとしても、直接実感したい。

キーワード
自己実現・目に見えるやりがい(="ありがとう"や笑顔が見える)



4)どのように生きたいか?

ここまでの内容をもとに、共通するキーワードをまとめて、自分なりのHow=どのように生きたいか?を考えます。

●ここまで出てきたキーワード
自由・非日常感・好奇心・ワクワク・仲間・夢中・自己成長・承認欲求・発信・影響力・感動・共感・個性の尊重・自己実現・目に見えるやりがい(="ありがとう"や笑顔が見える)

●どのように生きたいか?
*ワクワクするような、非日常な体験をマイペースに味わいたい。
*人との出会いや体験から夢中になって多くを学び、成長し続けたい。

(成長=考え方の引き出しが多い/心を動かす言葉をたくさん持っている/人生から"当たり前"や"つまらない"が減っていく)
*人や物事の良いところにたくさん気づきたい。
*信頼できる仲間/大切な人たちと、お互いの感情や個性を大事にし合いたい。
*自分の体験での感動をシェアし、だれかの日々にポジティブな影響を与えたい。

(だれか=好奇心があり、自分の個性を活かしたい、それを人と尊重し合いたいと思っている人)
*"ありがとう"や笑顔が直接見える/もらえることをしたい。
(これはたくさんのだれかに対してだけでなく、身の回りの大切な人たちに対しても)


自分なりに書き出してみました。
まだまだふわっとしていたり、これは生き方なのか?みたいなものもあったりしますが。。
うまくまとめきれていないところは引き続き考えたいです。

でも、完全に答えが出なくても、こうして一度向き合って考えることで見えてくることがたくさんありますね。

世界一周ゼミのメンバーともシェアし合ったのですが、「まさに世界一周を経験することで、これまで知らなかった新しい自分にも出会えるのでは?」という言葉もいただき、旅に出たい欲も高まりました。笑


今後ふとしたときに何かと結びついてひらめきがあるかもしれないですし、今回書き出したことや周囲の方にいただいた言葉は頭の片隅に常に置いておきたいなと思います。


まだまだ道半ばですが、新たな糸口が見つかり、嬉しいです。
考える機会を下さったゼミのコミュマネりょーちんさんやみなさんに大感謝!

moe🌞
(instagram:@_moii____


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