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【旅人プロジェクト】『時空旅行記』番外編? 「旅人」

「私は___。」
『あぁ、いや。いい。もうわかった。やっぱりか。』
時は少し遡る___。いや、遡ったんだろう。

私はアカリ。大陸最大の商会、エディ商会の暗殺者。大陸最大の商会と呼ばれるようになってしばらくは仕事が多かったけど、最近はほとんどなかった暗殺指示が久しぶりに出た。標的は「旅人を名乗る剣士」。元々暗殺者ってだけでも立場が少ないのに任務を失敗してしまっては大変だ。万が一があっても大丈夫なように、私が動かせる三つの小隊全部を使った。一つ目は監視、二つ目は襲撃、三つ目は補助やバックアップ…の予定だったが、綺麗に返り討ちにされた。正直言って意味が分からなかった。襲撃を実行する小隊に入り、私も襲撃したが、男は私たちが家に侵入した時には攻撃をしなかったが、こちらから仕掛けたとたんに私以外の仲間全員がやられた。目の前の男は剣を引き抜く素振りすら見せずに本を読んでいるだけだ。
『月がキレイだったもんで、月明かりで本をゆったり読んでいたら、妙な客人だな。笑っちまうな。雑魚ばっかでつまんなかったけど面白そうな物語のニオイがするなお前。』
他の暗殺者は殺されてしまった。生き残ったのは私だけか。
「………」
『せっかく綺麗な月の夜なんだ。剣はおさめて、話でもしないか?えぇっと~、名前は…アカリか。話をしよう。アカリ。』
「なん…」
『いやまぁ…なんというか、わかるんだよ。そういうやつだと思って諦めといてくれ。』
男は食い気味に答えた。「わかるってなんだよ」って言おうとした瞬間に男はまた食い気味に。
『そういうモンなんだよ。最近は一人旅でな。相手の言葉読んで先に返しちまうんだ。すぐ治せるように頑張るわ。』
『いや。もういいか。っていうか、さ。「男は」とかやめてくんね?どうせ知ってんじゃねぇの?俺の名前。』
「知らない。旅人を名乗る男の剣士を襲えとしか聞いていない。」
『従順だな。以外にまともかもな。まぁアイツが女性キャラのセリフ全く思いつかないから俺にしゃべらせてんだろうけど。ってかさ、エディ商会ってこの大陸最大の商会で暗殺者も結構強いって聞いてたんだけど。どうなってんだ?あと、俺の今の名前は「旅人」だよ。やっぱり知ってたんじゃないか。商会の方は「旅人」を名前として認めてくれなかったのかな。それか、俺がしょっちゅういろんな名前を使い分けることを知ってるのかな?いや…それはないか。知ってたら喧嘩を売ろうなんて思いもしないだろうしなぁ。少なくとも俺なら…。あぁいや、すまん。実際アンタをただ生かす気はないが、そんなビビらないでくれ。』
『一応聞こうかな。アンタはなんで商会に居るんだ?』
「私は___。」
『あぁ、いや。いい。もうわかった。やっぱりか。っていうか、何度も聞くことじゃねぇよな。ワリィな。』
「何言って…。」
『あ、お前どうせ読まれるならって話すの放棄したか?っは。それも俺としちゃあ楽だけどな。普通に会話したい気もするわ。』
「何がしたいの?何をしたのか知らないけど商会に喧嘩売って…。それに私のことは会話しなくてもわかるんなら別にそんなことする必要もないでしょ!?」
『う~ん?何したのかって?そりゃあナニしたっていう冗談はいいとして…。俺もわからん。なんで狙われているのかわかんねぇけどお前の境遇からしてろくなもんでもないだろうし、とはいえ何の理由もなく俺が襲う必要もないし…。どうせまだ設定ができてないんだろう。それはそうとな。何がしたいかって聞かれるとな~なんだろうな~。特にはないな。アンケートの最後に特になしって書く余裕あるくらいに特にない。どうするかな?旅人名乗るくらいだし、旅したいんだけどさ、最近はしばらく休息って感じなんだよな。』
「殺すなら早く殺して。」
『殺す意味がなぁ、ねぇよなぁ。うん。ねぇな。俺の下に付く気はない?そうしてくれると商会に戻って殺されるよりかはまともなエンドを迎えられると思うぜ?』
「…」
『まぁ、よく考えてくれ。その間無力化した他のやつら連れてくるからよ。』
旅人は家から出て行った。家に侵入した仲間たちと私を残して。今意識があるのは私だけ。
「どうすれば……。」


『マジ、なんでまともに考えずに書き出したんだ作者…。』
しょうがねぇだろ。普段からノリと勢いなんだよ。
『しょうがなくねぇだろ…。』
まぁまぁ…いいだろ。
『よくねぇよ。俺の魔術書のページ、勝手に≪編集≫してくれちゃって。直せよ?』
そりゃいいけど、さ。なんで普通に会話してんの…私と。
『キャラ守んのおせぇよ。ンで、俺に何してほしいんだ?』
そりゃお前と一人称被ったらわかりにくいだろ。特にしてほしいことは、ねぇよ。それはお前の口から出た答えだろ?なんで始めたかはノリと勢いだし。
『それはいつも通りだとして、、、なぁ。なんでアカリさんのセリフ少ねぇの?俺が考えている通り国に招待してほしいわけじゃねぇんだろ?あいつらを使わなきゃいけねぇような出来事でも思いついたか?ww』
いやぁ…。割とマジでノリなんだよなぁ…。あいつらの設定はクッソ浅いけど…一応聞いとく?
『いや、いい。どうせ後々わかるだろ。ここで話さなくてもわかるようにはするだろ。全部話したがるお前ならな。』
まぁね。それはそうと、終わってるでしょ?そいつらの回収。
『もちろんだ。』


『さて、どうする?』
旅人は戻ってきた。
「貴方を信じ切ることは出来ない。ここで死んでもしょうがないと思う。けれど、二つの条件を満たしてくれるなら…従う。」
『案外・・・シンプルで、簡単な話だな。』


案外単純になってしまったかな?まぁしょうがない。アカリというキャラもそんなに設定ができていないし。勢いでやろうとするのはよくなかったかも。まぁねぇ。勢いがなきゃこんな文章恥ずかしくて公開したくねぇよな。似た文章は実際幾らかあるんだけどねぇ。読み返すとイライラするから読み返したくなくって…。っていうか≪スキル≫の話とかどっかでしたっけ?してねぇ気がするな。したかもしれんが。何話そうかなぁ…。思いつかんなぁ。普段に比べりゃまぁまぁ考えたかなぁ。一応自己紹介。私は作者。一応一人称は「私」。ですます調で話すときとかは「私」で居るつもりだけど、「ぁ」とか「ぅ」とか変な小文字使ってるときの悪ノリ系は俺って気持ちでいる。そんな感じっすね(笑)。まぁねぇとかもろにリアルの俺の口癖だしねぇ。発音はどっちかっつうと「にえぇ」って感じ。キモ過ぎだな。設定とか言って逃げてたけど、めっちゃ適当に書きました。はい。まじめに書いたところで、いいもんができるわけじゃねぇですけどねぇ。今回の物語のイメージは中期根源くらいですかね。世界の設定ほぼゼロなので…そっすねぇ…。001と008は例外で、525以降の旅人系になるかな。多分。いや、旅人シリーズだけど、全体で言うと番外編かな。魔神教のトップ、じゃなくて幹部クラスかな、アカリは。だから、『時空旅行記』の中でサティの師匠とかが一番っぽいかなぁ。『時空旅行記』でも旅人系でもどっちにしろ名前が付くのは重要人物だしね。一対一だってのもあるけど、サティを教えるのがティムだけだとおかしくなる気がするもんなぁ。八刀ができてから数千年か数万年程度しか経ってないくらいの感覚だし、現代まで生きてるイメージないけど、どうせティムの【能力】で何でもするし、いいか。サティを主人公にするつもりでもあったけど、サティのキャラ感がまだ全然なんだよなぁ。
だからメインで使うのはもう少し先になります。
 では。

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