見出し画像

ツルムラサキと白茄子

今年の夏から、なぜか頻繁に食卓に並ぶようになったのがツルムラサキと白茄子。

ではまず、ツルムラサキから。
さっと茹でて水気をきったものをざく切りにして、からしと白だしを入れて混ぜる。白いりごまをふったら完成。
とてもシンプルだが、これがたまらなく美味しい。
普段から白だしには大変お世話になっており、絶大なる信頼を寄せはていたが、からしとの組み合わせがこんなにも合うなんて…感動だ。
まだまだ知らないことばかりだけど、これまで知らなかった一面を知れるのは嬉しい。

白茄子。
検索ボタンを押して、一度画像を見てほしい。
しろくてつやつやでまるい。たまごみたいに愛おしい…。
こちらは、厚めの輪切りにして、時間をかけてじっくりと焼く。塩をかけたら完成。(かけるものは好みだが、色々試した結果、私はハーブの入った粗めの塩が気に入った。)
なんといっても、とろとろの食感が素晴らしい。
じゅわ〜っと幸せが広がる感覚。

これまで夏にハマっていた食べ物といわれて、真っ先に思い浮かぶのはたませんだ。大学生の夏休みだっただろうか…一時期たませんのことばかり考えていた。
業務スーパーで買った大判のえびせんべいで目玉焼きとソースをぱたんと挟み、はみ出ようとするソースと戦いながら食べていた。
毎朝、ひとりでせっせと作って食べていたものだから、家族から「もうしけっているでしょう?協力してあげようか?」と言われた。食べたいのかなと思って数枚ずつ配り分けたが、もし本当にしけることを心配してくれていたのだとしたら、心配無用だ。
実は私、しけったおせんべいもまた、だいすきなのだ。
これまであまり人に言ってこなかったのだけど、以前1人の友達に話してみたら、「じゃあさ、このせんべい、しけらせようか!」と言ってくれた。そんな言葉が返ってくるとは思っていなかったから驚いた。おもしろかったしうれしかった。それに、やっぱりしけったおせんべいは美味しかった。

今年の夏は屋台のたません、食べられないのだろうか。
花火大会、行けないのだろうか。
線香花火、できないのだろうか。

もうすぐ夏が終わる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?