2023.8.8-8.14
8日
少し悔しいなと思っていることがある。
あの日の記憶こと。あのやわらかくてあたたかい湯気のような感覚は、自分の中だけであればずっと忘れずにいられると思っていた。でも、2週間しか経っていないのに、確かに薄れている。
思い出そうと試す度に、夢や幻であったかのように感じる。
あの日の記憶としてはっきりと残っているのは、普段はあまり使わないJRの電車に乗った時、扉の開閉をする度に乗客にお礼を言っていた車掌さんの丁寧さに驚いたこと。それと、初対面の方から仕事を馬鹿にされて悔しかった