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FRJ2025オンデマンド視聴レポート #21

FRJ2025のオンデマンドセッションを視聴しての感想を、ネタバレしない程度にレポートします。

FRJ2025とは?
FRJ2025は、NPO/NGOはじめ、企業、大学、行政、財団などで社会課題解決に立ち向かうプレイヤーが1000人規模で集う、日本最大のファンドレイジングカンファレンスです。国内外の寄付やインパクト投資のトレンドや実務にすぐに役立つファンドレイジングの最新事例を学ぶことができます。
(公式サイトより)

2025年1月18日開催の対面イベントと、2024年12月20日から開催のオンラインイベントのハイブリッドのイベントです。私は、対面イベントのボランティアとして参加するので、オンラインだけエントリーしました。

今回のレポートは、
伝わる寄付者向けプレゼン資料の作り方  です

講師は、冨田由布子さんです。
「プレゼン資料を読んでもらえない、ウケが悪い」
「時間がないのにプレゼン資料作成に時間がかかっている」といった悩みごと解決につながる“伝わる”2つのコツと、5つの省工数アイディアについてのお話です。それ、知りたい!

『伝わる』プレゼン資料の2つのポイント
まず、プレゼン資料の例を同じ内容で3パターン示されて、それぞれ何が伝わったか?という問いかけで、伝わるプレゼン資料のポイントを解説していただきました。情報を削ぎ落として本当に伝えたい情報のみにする、重要なキーワードなどを視覚的に注目させる要素を活用する、ということでした。つまり内容と見せ方、ということです。内容については、伝えたいメッセージとストーリーが固まっている前提で、優先度の低い情報つまりメッセージやストーリーに影響しない情報は削ぎ落とすことが重要ということでした。解説を聞いたうえで、最初に見せていただいたプレゼン資料の例を使って情報を削ぎ落としていくやり方をわかりやすく説明していただきました。次に見せ方のコツとしては、レイアウトの4原則というデザイン業界では基礎中の基礎という原則(近接、整列、反復、対比)を使って説明がありました。

寄付者向けプレゼン資料作成のコツ
ここまでは、一般的なプレゼン資料作成のポイントについての解説でしたが、よりファンドレイジングに特化したプレゼン資料作成のヒントについてのお話がありました。観点としては手間をかけずに効率よく、ということでした。例えば、使い回すということ。プレゼンの機会ごとに作るのではなく、使い回しで資料作りの手間を省くこと。書体や配色のルールを決めること。これはプレゼン資料に統一感があるとイメージを定着させる助けになるし、作る際もいちいち考える手間が省けるなあと思いました。

感想・学び
このセッションのテーマである伝わるプレゼン資料の作り方のポイントは、どのセクターでも役にたつ内容だと思いました。プレゼンは話を聞いてもらいたい場だと思うので、読ませるプレゼン資料ではなく、プレゼンを補助するための資料だと改めて思いました。そのため、話せば良い内容は資料に載せる必要はなく、本当に伝えたいメッセージだけに絞っておくこと、講師の方がおっしゃっていた、資料とプレゼンターとが役割を分担するイメージが大事だと思いました。

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