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【京都の駒札57】白峯神宮

 当神宮は、崇徳天皇及び淳仁天皇を祀る。
 明治天皇は父孝明天皇の遺志を継ぎ、保元の乱により讃岐国(香川県)へ配流になった崇徳天皇の慰霊のため、明治元年(一八六八)讃岐の白峯陵より神霊を迎えて、創建された。
 次いで明治六年(一八七三)には奈良時代に僧道教と恵美押勝の争いにより、淡路島に配流の淳仁天皇の神霊を迎えて合祀された。
 この地は蹴鞠・和歌の宗家飛鳥井家の邸跡で、同家の守護神「まり精大明神」が祀られ球技愛好者に崇敬されている。他に「伴緒社」「潜龍社」などの境内社があり、「おがたまの木」は京都市の天然記念物に指定されている。

2023年1月6日撮影


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