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インデックス投資の投資先は世界株式だけで大丈夫?②

レイ・ダリオ。
世界最大級のヘッジファンドの創業者です。

彼がが開発した「黄金のポートフォリオ」に基づき資産を保有すれば、市場がどのような状況であっても大きな値崩れさせずに資産を持ち続けることができます。

(「ポートフォリオ」とは、どの金融資産をどのくらい保有するかという資産構成のこと)

実際にITバブルやリーマンショックの際も資産の大きな下げを経験することがなかったそうです。

「黄金のポートフォリオ」の考え方は株式保有率を低く抑え、残りを債券や金、コモディティ(原油など商品先物市場で投資されている商品)に投資することです。

各資産の保有比率は株式30%、債券55%、金7.5%、コモデティ7.5%。

最近は金やコモディティも投資信託やETFで少額からの投資が可能です。投資でリスクをあまりとりたくないという方は、「黄金のポートフォリオ」のように株式の保有率を抑えて投資するのも選択肢の一つです。

「黄金のポートフォリオ」についてもう少し詳しい情報をお知りになりたい方には次の本がおすすめです。Amazonのkindleunlimited会員ならば無料で読むことができます。

ただ気になるのは、レイ・ダリオ自身は次のような発言をしていることです(2023年9月14日のBloomberg News)。

「黄金のポートフォリオ」は債権が半分以上を占めるので、「黄金のポートフォリオ」と同じポートフォリオをもつのは危険かもしれません。実際に資産を運用するに当たっては債券の保有比率を工夫する必要がありそうです。

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