
Photo by
nyakopan
ASD 子育てのゴールは?
発達障害の女の子のお母さんです。
娘には健常児の兄がいます。
健常児と障害児の二人を育てていて、大きな差はゴールがあるかないか、ゴールは何なのか。
兄にはいくつもゴールがありました。
小さなことなら、ひとりで通学できた、ひとりで電車に乗れた、進路を自分で選び決めた、
この先、大学卒業、就職や結婚もひとつのゴールになるのかな?
お母さんの伴走も負担も年々減っていきます。
娘の場合、、
目標にしていた小学生の時のひとり通学も、付き添い登下校が高学年まで続きました。
電車通学もサポート必要、進路にいたっては常にお母さんが入って相談。
身の回りのことも、求めるレベルに達しない。
いつまでも伴走必須の二人三脚で、手も目も離せません。
これは、、、普通とか一般論とかに振り回されるからかも?と思います。
経験上、就職や結婚はゴールではないですね。
現実である発達障害ということを受け入れ、支援を受けて、ずっと何かしらのサポートが必要なのだから、一般論はいらない。
ゴール設定はハードルをさげる!
(例えば、通学なら手を繋がなくても行けることをゴールにするとか、、)
伴奏者のお母さんが、どこで満足するかにかかっているように思います。お母さん次第。
親子共に頑張り過ぎないことも大事。
ゴールはなく、ずっとタラタラ歩く、みんなが追い越して行くのをお先にどうぞ、と道を開けるぐらいの心の余裕と人と比較しないタフな気持ちを持ちたいところです。