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ダメ出しを受容する

発達障害の女の子のお母さんです。

先月、娘は実習がありました。
実習にあたり、娘は目標を書いていました。
作業の中身のことではなく、
⚫︎挨拶をする
⚫︎毎日行く こんな程度だけど自分で考えた目標。

実習が終わると、振り返りと評価が出ます。
案の定、
⚫︎数を数え間違える
⚫︎慌てて雑になる
⚫︎身支度が遅い 
⚫︎室内で迷子になる、、、書ききれません。
きっとこんなことを言われるだろうと、心の準備はしていました。
娘のだいたいの行動は予測できます。
「お手柔らかにお願いします」と言いたいところですが、「厳しめでお願いします」と言ってしまいました。
あれこれのダメ出しを、前のめりでメモしました。
そんなキツいこと言わないで、と思いながら。

その日はさすがに落ち込み、気持ちはブルー、お先真っ暗です。
悩んで考えても仕方ないので、その気持ちは、少し横に置き、(イメージで袋に入れて明日出す)いつも通りに夕飯支度。
次の日に、冷静にひとつずつ考えました。
書き出してまとめ、整理です。
ダメ出しは今後の課題、弱点。
学校でも療育機関でもない他人からのダメ出しは、客観的で冷静に受け止めると大きな収穫
母親の私が感じているものと合っていれば、
私の見方が合っている、と取れます。

事実は事実、伝える方も気を遣い、言葉を選んでいたと思います。
そして、受容しようと思えたポイントは、
その方がプロだから!
たくさんの発達障害の方をみてきたから!

これが、素通り程度のママ友や久しぶりに会う親族だったら、これまでのことや普段を知らないでとムッとしていると思います。
最後は失笑して、「先生はクラスにこういう子が何人もいるし、お母さんは何年も付き合って大変ですね、どうやってる?」なんて話しになりました。

しっかり受容して、下を向く時間よりも今後に生かして、サポートの仕方を考えたいと改めて思います。


そして、娘は目標をクリアしたと自分で振り返りで答えていたので、そこは褒めたい。
(少しおめでたい人かも?)
はじめての場所や人や慣れない作業をやり遂げ、
「頑張ったよ」の明るい表情が1番の収穫。

これがあるから、お母さんは気持ちを強く明るく持てるのでしょうね。
どこのお母さんもきっとそうですよね。。。




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