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ASD お留守番

発達障害の女の子のお母さんです。

娘には長時間のお留守番はさせていませんが、小一時間ならできます。
基本的に動き回ることはなく、ソファから動きません。パズルをしたまま、本を広げたまま、、です。
今のところ、インターホンや電話も出なくて良し、としています。

だいぶ前のことですが、、、
「お母さんは鍵を持ってるから、インターホンには出ないでね」と言いました。
そして、「もし、トントンとだれかきたらどうする?」と聞くと、なんと、、、
お母さんの手はもっと白いよ、って言う」と。
留守番→「おおかみと7匹のこやぎ」のスイッチが入りました。

小さな頃からたくさん読み聞かせをしてきました。唯一と言ってもいいぐらい、お母さんとして二人の子供たちに続けていたことです。
昔話や童話は、幼児期に学んでほしいことがたくさんあります。季節のこと、道徳的なこと、思いやり、やって良いこと、悪いこと、みんなで力を合わせること、知恵を出し合うこと、、、
何より下手でもお母さんが読むことで親子のあたたかい時間

娘の場合、少し定型発達の兄の捉え方と違ってます。そのままを受け入れています。
留守番ときたらおおかみと7匹のこやぎになり、
チューリップを見れば中に親指姫を探し、
スズメを見れば舌切りスズメでチョッキーンと言い追いかける、
近所で見かけるリクガメに合うとうさぎとかめでうさぎに勝ったか聞いてくる、(しかもそのカメさん、うさぎ柄の腹巻きしてるんです)、、、

こういった言動が多く、実年齢よりぐっと幼く、本来の学びとはズレてしまっています。
なんでも擬人化するけど、本を読むことでできる擬似体験とは違います。
一体いつまでこれが続くのか?と常に感じつつ、
読み聞かせそのものを楽しめたし、置き換えて説明すれば納得してくれることもあるので、
良しとしています。

オオカミだったらドア開けない🟰お母さん以外は家に入れない、これでお留守番です。


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