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ASD カーブが苦手
発達障害の女の子のお母さんです。
縄跳びがいつまで経ってもできないことを前記しました。もうひとつ、不思議と苦手なこと、
それはカーブ。
徒競走、マラソン、などのトラックのコーナーが苦手。
小学校の1、2年生は直線距離を走るので、直線コースですが、学年が上がり距離が伸びていくと、グランドのコーナーを回ることになります。そのカーブがどうしても曲がれませんでした。
線がわからないのか(グランドには取れない消せないラインもあるため混乱?)、体がついていかないのか、、、。
直角に曲がるか、そのまま直進。
(字を書くことも同じことでした)
小学生時代は、コースを歩くことから練習。
連合運動会では、支援級から出るのは娘ひとりだったため、走る直前に太く濃くラインを引き、支援級の先生方と私で、コーナーのギリギリに立ち、手を広げて、通せんぼの人間バリケードを作ったことも。
中学年になってからも、曲がれず、コースを歩くことから練習。連絡帳に今日は曲がれました、なんて書いてある日もありました。
走る→スピードに注目しがちですが、
娘の場合、スモールステップで、コースの確認、スタート練習、走るフォームとひとつひとつに丁寧な指導が必要でした。
運動会や大会の本番は、順位よりもコーナーを曲がれたことやスタート(フライング多めなので)ができたことが褒めるポイントです。
順位は記録は二の次。
たくさんの練習を重ねることや、本人の力でまずまずの順位や記録。(欠席が多かったのかライバル少なくメダルを手にしたことも、神様のお恵みでしょうか?)
少々おかしなフォームでも、コツコツ積み上げたのがわかる一生懸命に走る姿はグッと込み上げてくるものがあります。
お母さんになったから味わえるものです。
手厚いきめ細やかな指導がある支援級の良さ、
丁寧に向き合ってくださる先生方に感謝です。