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ASD 和式トイレ
発達障害の女の子のお母さんです。
小学校入学前に取り組んだことのひとつが和式トイレ練習。
当時の入学予定の小学校は、まだ和式トイレ、
支援級の目の前のトイレも和式。
見学の時に知り、困るかも、と課題にしました。
駅のトイレなどを利用し、練習を重ねました。
療育では、、、
外出イベントの際に和式トイレを探して入る
スクワットなどで姿勢の保持
肌着のスソ入れ衣類のチェック など
支援センター、、、
センター内の和式トイレにいく
手洗いとハンカチ(幼児はお母さん拭いていたので、入学後のためポケットに入れる習慣を)など
練習の成果で、クリアして小学校へ入学。
在校中、洋式に全て変えるとなったのですが、
支援級の先生方の意見はひとつでも和式を残しておきたい、とのこと。
郊外学習や公園、学校以外の場で、和式トイレしかない時に困る、ということからです。
(支援級の先生の意見が通らず、全て洋式トイレになりました。)
最近は和式トイレにはあまりご縁がなくなっていたのですが、先日の学校行事で、仮設の和式トイレしかないという状況に。
娘はもう、すっかり忘れていて「入れません!」の一点張り。
先生の一緒に入りお手伝いの提案もお断りしてしまいました。
さすがに冬の外で、トイレ我慢はその後が心配。
先生は洋式トイレを探しまわってくださったのです。
支援学校の先生方の良さ、こんな時に本当にありがたく思います。
娘ひとりがみんなを待たせてしまう、お母さんとしては「我慢しなさい」と言いたくなる場面、
先生方は丁寧に接してくれます。
どんな状況でも、ひとりひとりを大事にしてくれます。
いろいろな子がいます、授業に参加できない子、運動会でなかなかゴールできない子、集合が遅れてしまった子、、、
待たされる子供たちも、茶化すことや、嫌な顔や態度をしないどころか、「お帰り」「待ってたよ」と出迎えてくれます。
支援級や支援学校の良さは、こんなところにも感じています。
この環境にいたら、優しい人になれる、そんな雰囲気です。
そして、療育先もこんなことまで相談していいのかな、、と思うことも相談できる場です。
(受け身ではなく、要望をはっきり伝えるのが大事かな)
忘れていた和式トイレのことで、
改めて先生やお仲間に恵まれていることを感じました。ひとりで子育てしてる、私だけが辛い、なんてことはないですね。
いつも支えられています。
お母さんとしては、学校選びも療育選びも正しかった、そして、娘の学校もお仲間も温かく優しくて大好き!
冬休みに入り、学校が娘の安心できる居場所になっていることを毎日感じています。