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キツネか?タヌキか?

発達障害の女の子のお母さんです。

娘と実家に行った日、頂き物の群馬の焼き饅頭をおやつに食べることになりました。

この焼き饅頭、、
蒸してから甘い味噌だれを、付属の小さな竹ぼうきのようなハケ(連れて行ったトムジェリのジェリーマスコットに持たせて、魔法使いみたいと娘は楽しそう)で塗りトースターで焼くことに。
この作り方が、3種類ぐらいから組み合わせると付属のレシピにあり、ちょっと娘は迷います。
さらに、、焼き色について、キツネ色かタヌキ色になるまでとあり、「キツネかタヌキかどっち?」とまた娘は迷います。
さらに、、、美味しく甘いタレについても、多すぎず、少なすぎずとあり、娘は???です。

祖母は娘に具体的に
「今日はキツネさん。お稲荷さんの揚げの色」
「タレはこのスプーンで二杯すくって」と
具体的に教えました。
これなら娘にも伝わります。

小さなことですが、娘には具体的に伝えることが日常でも大事。
できなくても、向き合って伝えてくれる祖母とは信頼関係がバッチリ。
この子にはわからないだろう、と適当なあしらいは口に出さないけれど、関係が薄まってしまう気がします。
家族での会話、学校や外出先での会話についていけない時でも、自分に向き合ってくれているかどうかは察している気がします。
見透かされているような気がします。
きっとわからない、だからこそ丁寧な接し方が必要で、伝わらなくても一生懸命伝える、この本気の姿勢が大事。

キツネでもタヌキでも、どちらでも良くて、
ひとりひとりが気分良くいられることで
美味しさ増します。
お母さんは、、、
「美味しいね」と言ってる姿が嬉しいです。



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