お箸使いは一生もの
発達障害の女の子のお母さんです。
娘の困りごとはたくさんあります。
こだわりの強さ、不器用さ、、、それに加えこのところ目立つのは空間認知能力の低さ。
多方面からアプローチしてきましたが、(運動やビジョントレーニングなど)空間認知能力はやはり、場所が変わると全然ダメです。
ショッピングモール、スーパー、駅、など、少しひとりで行動させると迷子になります。
先日もはぐれ、、遅めのランチ。
親としては浮かない気分のままのランチ。
目の前にいる娘は、いつも通りよく食べていました。
私は気持ちを落ち着かせようと、冷静に娘を見ると、とってもお箸使いが上手。(麺を啜るのは苦手だけど)
時々、複雑なお箸の待ち方や他人に不快感与えるような食べ方を見かけますが、やはり好ましくないですね。
躾と療育の境目は、はっきりしませんが、
お箸はマナーとして躾ける、これは家庭でやること。大人になると誰も注意してくれない。
療育先のお仲間たちは、食べ物のこだわりなど
それぞれありますが、どの子もお箸は上手です。
普通級で勉強面も運動面も、優れているのに、
お箸をきちんと持てない子を見ると、残念に思います。
お箸の持ち方は、一生物です。
亡くなった祖母は認知症になっても、
食事の姿勢とお箸の使い方はとってもきれいでした。
娘はどこに行っても、いくつになっても、
お箸はきれいに使えます。
お母さんこれだけは、胸を張れます。
なんでも良く食べることありがたいことですね。