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支援学級でよかったこと 小学校編

発達障害の女の子のお母さんです。

娘の小学校は、公立の支援学級でした。
区の判定も支援学級。

当時の通所していた幼児発達センター後は
支援学校、支援学級、通常級のどれかになります。判定を踏まえ、希望する所へ親の意向を元に進めます。

娘の場合、支援級の見学後、漠然とここかな?と気持ちもある程度決まっていました。
たくさんの子供を見てきた専門家の判定も、通所の先生方の意見も支援級。
ただ、心のどこかで、障害の受容ができてなかったのか、、、通常級に進んで、誰か(クラスメート)と一緒なら引っ張ってもらって過ごせるのではと期待もあり、療育先の先生に相談しました。
ハッキリと言われたのは、、
誰かに引っ張ってもらうのは本人の力ではない」と。

結果として、支援学級に六年間通いました。
引っ張ってアシストするのは先生。
もちろんクラスメート同士助け合う場面はたくさんありますが、友達についていく、友達と同じ、、、こういったところはありません。
ひとりひとりが、それぞれのペースで成長。
(女子は少なく、また娘の学年はたったひとりの一年生。入学式も卒業式もクラス写真は家族写真のよう。悲壮感なんてどこにもない、娘を囲んで温かい写真です。)
そして、先生との信頼関係が強い
先生との絆が強いので、困った時は必ず安心できる先生に相談します。(クラスに数名先生がいるので、ひとりぐらいは自分にとって心開ける先生ができます。)
これが本当に大事!
⚫︎勉強面、生活面、何でもいつでも相談できる大人が親以外にいること
⚫︎お家以外の受け入れてくれる居場所があること

高学年になると勉強が難しくなり、行事、部活動や委員会を任させたり、下級生のお世話、習い事、、そして年齢的にも思春期、反抗期と扱いにくくなります。
子供同士のトラブルも増えます。
こういったことに悩まず過ごせたので、毎日の学校生活が安全で楽しく、療育(学校の先生方の理解がありました)にも力を入れることができたのだと思います。

療育の後輩になるママたちに相談された時は、
⚫︎判定が全てではなく、ギリギリの三月に変更もできるから時間かけて考えても大丈夫なこと
⚫︎私の思った上記のこと(四年生ぐらいから勉強は親が教えてあげるには難しいこと、早期療育必要と思うことも)
⚫︎○○さんが良い学校と言っても我が子に良いかはわからない
これらを伝えています。

子供の特性、なってほしい理想像、大切にしたいこと、、、それぞれ違うので必ずしもどこが良くてどこが悪いではないので、悩むところです。
もし、支援級が合わなかった場合、途中から支援学校、通常級へ変更するという選択肢もあります。

その時ベストと思う方向に進み、時には軌道修正して、それでも進んでいます。
定型発達の兄とは、考え方も気持ちも切り替え、娘に向き合う、お母さんの大事な時間です。


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