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「わかる」のしくみ 「わかったつもり」からの脱却(新曜社:西林克彦 著) 読書感想文

はじめに

 大いに影響を受けた本書を数年ぶりに開いて、今だからこそ感じることを書いていく。

 なお、note自体、書くのは初めてなので、見栄え良く書いたりすることもできない。

 ・ただひたすら書いていくこと

 ・毎日の昼休みの5分間でやること

この2点を現在の目標にしたい。

第2章 読むということ

1 文章と読み手

 p42「文脈と単語の意味」に書いてある、一般的に思われがちなボトムアップ(データ駆動)だけではなく、トップダウン(概念駆動)で文が読まれているということ。

「THE CAT」と読んだ?HとAは同じ書かれ方をしているが・・・

 このことは、どう国語の授業に生かすことができるのか。

 一番単純なのは、複数の意味がある単語について、文脈からその意味を考えさせること。

 単語だけではない。

 ある登場人物の様子から読み取れる心情なども文脈から決まってくることもあるだろう。

「◯◯は、ハンカチを握りしめた」

という文があったとする。

 恥ずかしかったのかもしれない。

 悔しかったのかもしれない。

 それは、「ハンカチを握りしめた」という行動からだけで決まるものではなく、前後の文脈から予想されるものである。

 だから、子どもたちには、「どう読み取ったか」と「そう考えた理由」がセットで求められることになる。



 初回だから、こんな感じだろうか。

 10分以上かかってしまったが、達成感はある。

 少しずつ書いていこう。


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