エスカレーターでうっかり
視覚障害者である私と一緒に歩く経験が少ない方は、ついうっかり段差やエスカレーターがあると言い忘れてしまいがちです。
そのために白杖を使って自分自身でも、この先に何があるか、というのを確認しながら歩いています。
段差は階段でなければそこまでびっくりすることもないですし、エスカレーターも乗る前に金属板のような部分があるのでほとんど困ることはありません。
ところが、最近この金属板の部分がないのか、マットでも敷いてあるのかわかりませんが、エスカレーターのところに来たと、白杖で確認できない場所が出てきました。
先日も、そ同じ場所でエスカレーターに乗ったら、乗ったことがわからなくてガクン、となりました。
私はまあ慣れているので大丈夫なのですが、一緒に歩いていた方がすごくびっくりしてしまって、申し訳なかったです。
お互い会話に夢中になっているとつい、そんなことがあります。
金属板は雨のひとかには滑りやすかったりするので、そうしたことへの対策なのかもしれませんが、彼方を立てればこちらが立たずというか、ユニバーサルデザインって難しいと思いました。
エレベーターもたまに境目に気づかず、どこからがかごの中なのかわからなくて戸惑うこともあったりするので、会話に夢中になっている場合ではないのですが、なかなか話だすと止まらなくなってしまうので、難しいわあと思う今日この頃でした。
本当は移動中ってもっと周囲に集中すべきなんでしょうねー。