小説居酒屋ぼったくりの「さつまいもの茎のきんぴら」
居酒屋ぼったくりという小説は、下町の商店街にある、カウンターとこあがりがあるだけの、10人も入ったら満席になるような小さな居酒屋を舞台にした人情あふれるお話です。
居酒屋なので、もちろん魅力的なお酒や料理もたくさん登場します。
今回はその中から、
さつまいもの茎のきんぴら
を再現してみました。
作り方は簡単ですが、時間はかかります。
太い蔓から生えている葉っぱのところをはさみで切り取り、葉っぱを落として茎だけにします。
そして黙々と皮を手でむいていきます。
今回はざる一杯できたので、2時間以上のんびり作業してしまいました。
作業を終えて、体がこわばっていたことに気づいてびっくり。
自分にもこんな集中する趣味があったことに気付きました!
茎は水にさらした後、ごま油で炒め、シンプルに日本酒と醤油だけで味付けしました。
火を使った部分は非常に短時間に終わります。
食べてみると、印象としてはふきに似た食感で、シャキシャキしておいしかったです。
ふきよりも香りにくせがない分食べやすいかもしれません。
年に一度、季節を感じる食べ物としていいレパートリーになりました。
小説では幼稚園で育てたあさつまいもを堀田後の捨てる部分を無料でもらってきているから、材料費ただなのできんぴらも無料で提供していましたが、すごく手がかかるので、お題はちゃんと頂いた方がよいと思う私でした。