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何が正義が分からない時代をどう生き抜くのか
つい最近まで「熱中症にご注意!」と言われていた気がするのだが、今年も残すところあと2日になってシマッタ。
今日はいつものように資産推移に加えて、一年を振り返っておこうと思う。
1.noteの振り返り
年齢を重ねると、時の過ぎるのが加速度的に早く感じられる。人生の残り時間がまた1年短くナッタ。
昨年の今頃も同じ想いを抱いて、息子である君への遺言代わりに2月からnoteを始めた。特に君以外の誰かを意識して書いてきたワケではないのだが、想定外に読んでくれる人がいて楽しく続けることができたのはイイ経験になった。
また、以下に紹介する記事のように、読んでもらっただけでなく大切な人を思い出すきっかけになったり、参考になったと言ってくれる人もいて嬉しい気持ちにさせていただいた(ありがとうございます)
名前を知らず、会ったこともなく、年齢も住んでいる場所も仕事も違う人とのこうした緩いつながりは、とかく批判されがちなSNSの良い面だと勉強にナッタ。
一年を振り返るとnoteについては、とても素敵な一年だったと思う。読んでいただいた方がたには改めて感謝したい。
2.何が正義なのか分からない
さて、ここからは一年を振り返り、2024年に対しての自分の思いを書いておきたい。そして2024年の自分の所感は今日のテーマのとおりだ。
半世紀以上を生きてきて、2024年ほど「正義」という言葉が揺らいだ年はないと感じている。
世界ではウクライナやガザを中心とした中東で、当事者以外の多くの人々から見て「正義」なき殺戮が繰り返されている。
ウクライナで殺戮を続けるロシアを非難していた日本が属する民主主義陣営はガザで同じような殺戮を続けるイスラエルを支援しているし、そのスラエルを強力に支援する米国では、力を背景に圧力で主張を押し通す人物が再び大統領になった。
国内に目を向けて見れば、政治では長年政治の中心を担ってきた自民党の裏金問題が再び発生し、法の番人であるはずの検察では冤罪事件が、警察では法より組織の論理を優先させたとしか思えない事案が相次いで発生している。
また、こういった情報を届けるマスメディアはジャニー喜多川氏の件以降、自分たちの利害やイデオロギーに反することは報道しない、あるいは偏向して報道することが白日の下に晒されているにもかかわらず、米国大統領選挙や兵庫県知事選でも変わらず同じようなことを繰り返している。
これまで「正義」「公正」と信じていたものが音を立てて崩れていくように感じている人は少なくないのではないだろうか。
さらにこれらに輪をかけて、AIによるディープフェイクが「正義」の根拠となる「事実」、そして「真実」が何かを分かりづらくさせている。
そして何が「真実」なのかが分からず不安な人々の心を見透かしたように、巷では数多くの陰謀論がネットの世界を中心に飛び交っている。それは政治や経済、社会、医療に芸能、そしてもちろん投資の世界も例外ではない。
これからは何が「真実」で何が「正義」なのかがますますわかりづらい世界になっていく気がスル。
そんな世界を生きる君には、過去に書いた以下の記事を参考に混沌とした情報に惑わされずに生き抜いて欲しいと思う(投資に限って言えばこれまでの記事すべてが役に立つはずだ)
そして最後は2024年の資産推移の振り返りになる。
この記録をつけ始めたのは3月からであるが+1.500万以上となった。23年の年末と比べると+2.000万を軽く超え、これに所有不動産の値上がりを加えると+3.000万以上にナル。ただし円安によるカサ上げ分も少なくないので手放しで喜ばないように気をつけたいと思う。
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