論理力を鍛える2つの習慣
本日紹介するのは、論理力を鍛える思考習慣です。
国語が苦手な人などは大いに役立つと思いますし、数学においても役立ちますね。
2つの、「ゲーム感覚」で楽しめるような方法を紹介します。
自分一人でもできますし、友達とやってもいい、というものになります。
まず1つ目が、
「立場スイッチ法」
というものです。
やり方はシンプル。
「意見が二手に分かれるようなテーマに対して、両方の立場から議論してみる」ということです。
友達と二人でやるなら、
自分が賛成派、友達が反対派。
で、次に立場を入れ替えて、
自分が反対派、友達が賛成派。
こんな感じで議論するってことです。
いわゆる「ディベート」ってやつですね。
ディベートみたいに形式をきちんとする必要は無いですし、なんなら自分の頭の中で立場を入れ替えることもできますから、手軽に楽しめる遊びですね。
例えば、コロナの感染拡大防止のため、全国各地でイベントが続々中止になっていたとします。
これについても賛成派反対派がいますね。
賛成派は当然感染拡大を防ぐためにはやむを得ない、と考えているでしょうし。
反対派はお金の流れが止まることで生活できなくなる人が増える、と考えているでしょう。
もちろん実際はもっとややこしい議論になるのでしょうが。
他にも「死刑制度の是非」など普遍的なテーマもあれば、
今回のコロナ問題のように、時事的なテーマ、ニュースで「立場スイッチ法」を実践することも出来ますね。
で、なんでこれが「論理力」を鍛えることに繋がるのか、という話ですが。
「論理力がない人は、考える習慣がない人だから」ということです。
今やGoogleで検索すればなんでも情報が手に入る時代ですし、すぐに「正解」を求めるクセがついてしまっています。
その弊害で、物事を深く考えない人が増えてしまっている、ってことなんですね。
例えば先程のコロナ問題による、イベントの中止に対する是非については
Googleで調べれば賛成派、反対派色んな意見が出てきます。
色んな人が色んな情報発信をしてますからね。
で、自分の頭で考えることをせずにその意見を採用する、みたいな。
「なぜ?」「なぜ?」を繰り返すのが論理力を鍛える上で大切なのですが、その部分を他人に任せてしまっているということです。
「神様とのおしゃべり」という僕が超絶おすすめしている本の中にもこんな一節があります。
「自分の反対側の意見を理解することで、自分の固定観念が消える」と。
つまり、自分が「正しい」と信じているのと反対の意見を理解することができたら、自分の中にある固定観念が消えて、中立的な考え方ができるようになるということですね。
多面的な物の見方ができるようになりますから、それだけで人としての器が広がる感じもしますしね。
なんにせよ、「立場スイッチ法」を普段から意識的に繰り返すことで「考えるクセ」がついて、論理力が身につく、ということですね。
で、もう1つ、論理力を鍛える方法。
ウミガメのスープ
です。
聞いた事ありますかね?ゲームですね笑
「水平思考ゲーム」とも言われていますね。
説明が難しいので、ゲームについて知らない人はこちらを見てください
https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%A6%E3%83%9F%E3%82%AC%E3%83%A1%E3%81%AE%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%97
ニコニコ大百科に丸投げしました笑
このゲーム、こないだ、友人とドライブに行った時に車中でやってみたのですが、かなり難しいですね。。
それこそ固定観念に囚われていると答えにたどり着けないですし、自分の中にある「常識」を疑い、とっぱらわないとまぁ正解できないです。
1個1個与えられた条件を疑い、確認していく。
この作業を繰り返せば「そりゃ論理力も鍛えられるよな〜」って感じがします。
そして何より、数学において一部の分野で必要とされる、
柔軟な発想力
みたいなものはかなり養われる気がします。
ベクトルとかの分野で特に必要になるところですが。
楽しみながら論理力を鍛えられるゲームなので、やったことの無い人はぜひ友人とやってみて下さい。
ということで、ぜひ「立場スイッチ法」「ウミガメのスープ」、実践してみてください!
では!
ニューロン