ストレスと独り身とホテル暮らしとー ナインシーズン【第8回・静岡県沼津《後編》】
行きは徒歩だったが歩き回って体力的にキツイので、帰りは路線バスで。待ってる間、バス停側の土産物屋で涼んでいると……ナンダコレハ!?
『ヒモノラ』……凄く語呂が悪い。ヒモラじゃ駄目だったのか? 『ヒモノラ』だと野生のヒモが近所をウロついてる光景になりそう。
ホテルに帰還。安さをウリにしたビジホ特有のフロントエリアの狭さ。その狭い中に……とりあえず紛れ込ませてみた感のあるキャラ達。客にさつま芋と鯵の干物を食わせようと必死。
チェックイン。今回は朝食付きプランで¥6100。沼津駅という結構な知名度の駅から徒歩2分の立地でこの金額は安い😁
本日の客室は8階。眺めに期待できそう。
安いビジホの典型例と言える必要最低限な造り。観光に重きを置いた旅行の時には便利☆
客室からの眺めは……タワマンと雑居ビルの集合体。天気も曇ってきた。
ディナーにありつける店を探しに沼津駅近辺へ。街全体の汚染度が高い。
やたらと巨大なショッピングモールを発見。入ってみよう。
建屋がデカイ割に中の店舗数は少なく、人気もあまり無い。その状況に反比例するかのような光景が広がる🤦♂️
上の階には最近では珍しいやたらと広いゲーセンが。隅の方には……なんか青森県のねぶた祭りの出来損ないみたいなのが。
えらく特殊でダレ向けなのか不明なガチャの数々。リンガーハットのちゃんぽんが微妙に欲しい🤔
レストラン街に目ぼしい店がないかと探してたら、妙に情報量が多いタンメンの店を発見。なになに……❝野菜マシは200円で約300gが2倍の約600gに。肉マシは200円で約20gが2倍の約100gに❞……ん? 待てよ……計算おかしくないか? ❝20gが2倍の100g❞って……もしかしてここの主人はプロレスファンで、❝1+1は2じゃないぞ! オレたちは1+1で200だ! 10倍だぞ10倍!❞ってノリで表記してるのだろうか?
すっかり日が沈んで夕方の空気。私の食指が反応する店が見つからないので今度は駅前のアーケード商店街へ。
さ、寂しい。季節の飾り付けをリアルタイムで施していたが、明らかなシャッター通り。
人通りの少なさにここでも反比例してこのアピール。実に……世知辛い💧
さんざん探し回った挙句、こちらのいきな……じゃなくて『やっぱりステーキ』というステーキ屋で弁当をテイクアウトする事に。富士山の溶岩石を使用することで一体どのようなアドバンテージが?
沼津の街が夜景の様相を呈する。沼津まで来てまさかの……地元のブランド牛ですらない牛肉の弁当😒 『やっぱりステーキ200g(ミスジ)』¥1780。御丁寧にスープ付。
焼き加減はレアで、中はトロリとした感じがするくらい柔らか。まあ、不味くはない。
『港八十三番地』近辺で買った『深海プリン3個セット』。保冷剤(有料)付で¥1270。
ほう、サラサラ系のプリンだ。甘さは控え目で美味しい😋
実に充実した一日だった。沼津……あなどれん街だ。特に沼津漁港周辺は観光に御薦めなので、皆様にも愉しんでもらいたい😊
おやすみ、沼津。
おはよう、沼津。天気は悪くないが、雲が多くてモワッとした熱気が街にこもった朝。
ふむ、ビジホの朝食会場としては比較的広くてまとも。ただ、朝食だけの利用だと¥1430になるのは……クオリティ的に微妙なところ。
静岡おでん、鯵とうずらの卵のフライ、富士宮やきそば、ひつまぶしの出汁茶漬け……ふむ、地元感がアピールできてて良好。
では、チェックアウト。今回は夏の始まりに訪れたから魚介類の旨さは本調子ではない。冬場なら『港八十三番地』で旨い寿司や海鮮丼が食えるに違いない(深海魚料理も宜しく!)。
さらばッ、沼津!
補足ー
帰りの熱海行き電車が普通の在来線なのに、えらく奇麗な造りでボックスシートばかりの車内だった。どっかの特急列車を転用したのかな?
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