ストレスと独り身とホテル暮らしとー シックスシーズン【第10回・静岡県横断2泊3日の旅《東京~浜松》】
現代の日本社会に最も必要なモノ……それは『有給休暇』。質の良い癒し無くして質の良い仕事は成せず。
なので、私は職場の上司に直訴する。
私:「東京都内から消えます。捜さないでください」
上司:「ドコ行くの?」
2023年1月15日の真昼間。東京駅から東海道新幹線で約90分ー やって来たのは静岡県の西の端っこ『浜松』である。
うおッ、これは思い切った演出。プラットフォームから改札口に向かう途中で、浜松に本社が在る『スズキ㈱』の自動車とバイクが展示されてた。
まずは駅構内から出る。新幹線が停まるだけあってデカイ駅だ。
こりゃまた予想以上に街として栄えてる様子。家賃高そうなタワーマンションや、商業施設が沢山入ったビルが建ち並んでいる。
い、家康くん……? 遠目には緑色の巨大なタコにしか見えんのだが。
腹減った。駅ビルの7階にあるレストランフロアへ。浜松くんだりまで出向いて鰻を食わぬという選択肢は無い。
店内は少々寂しい居酒屋っぽい。こちらがうな丼¥2100。この店の鰻系メニューとしては最安。中国産特有のゴムみたいな感触は無く、しっとりとした舌触りで、不自然に濃い脂は感じられない。国産(浜名湖)なのかはメニュー表からは分からなかった。
バナナ付なのはこの店特有の傾向かな?
浜松駅から東海道本線でこちらの『新所原』というローカル感抜群の駅に降り立つ。そして、この駅から『天竜浜名湖線』という無駄にカッコイイ路線に乗り換え。
な、何だこの車両は!? 1両編成の超ローカル線なのに、大河ドラマのCM効果抜群の様相。どうりでさっきから切符は買わず、車両の撮影だけしようとして駅員と揉めてる中年女性がいるワケだ。
さすが浜名湖の周囲を走るローカル線だけあって、小さな駅だが鰻の弁当を販売してる。
ボロボロの待合室の中には、天竜浜名湖鉄道とコラボした派手な美少女キャラ。そして、車両の中にはデフォルメされた戦国武将達。電車に乗ってる間ずっと視界に入っており、なんか…………虚無な気持ちになる🤦♂️
目的の駅(とても小さくてボロくて無人)に到着する。天気は曇り気味で浜名湖は少し鈍重な雰囲気。
駅舎から出てすぐ目にする目立つ公衆トイレ。駅から浜名湖沿いを歩いて約7分ー
浜名湖を存分に臨めるという好立地が最大のウリ。
本日の愛人『ホテルグリーンプラザ浜名湖』である💗
丁度良い時間になったので中へ。フロントとその周辺は軽食が食べれそうな喫茶店の雰囲気。もちろん、すぐ傍の浜名湖を眺めながら飲食できる構造。
早速のチェックイン。今回は珍しくホテルのHPで予約。全国旅行割が適用されるプラン『全国割バイキング(入湯税込み)』¥12550が ➡ 御手軽値引されて¥10040😃
今回からは全国旅行割も第2弾となり、残念ながら割引率が低下し、地域限定クーポンも平日¥3000から¥2000に暴落。
さて、全国の旅行情勢はどうなるのかねえ……
今宵はここまで。
次回に続くー