ストレスと独り身とホテル暮らしとー テンシーズン【第13回・山梨県八ヶ岳《前編》】
東京都内での私の生活において、最も用事が無くて近寄らない駅の代表。なのに、どうして駅のプラットフォームに居るのか……理由は単純。
こちらのアイアンマンみたいな顔した特急あずさに乗るためである。まずは特急で小淵沢駅まで。そこからローカル線に乗ってー
こちらの『甲斐大泉駅』に到着。電車内の放送で知ったが、標高1158mにある駅で、JRの駅としては日本3位の標高を誇るとのこと。
久し振りの無人駅。
駅舎のすぐ側には明らかに機能していない観光案内所が。
駅前が民家という……不安しかない環境が広がる。ひたすら真っすぐ道を歩くが、人気が無く民家しか見当たらない。
駅から少し離れた場所にコンビニや野菜直売所やカフェを発見したが、ランチには使えそうになかった。そんな限られた選択肢の中で選んだのが……家屋と店舗が繋がった明らかに個人経営のレストラン。
店内は極めて狭いが内装と造りはスッキリしてて清潔で良し。メニュー表を見ると『岩中豚』という見慣れない豚の存在。どうやら岩手県のブランド豚のようで、肉と脂のバランスがよく、コクがあるのにあっさりとしているのが特徴らしい。
岩中豚のロースカツカレー🍛¥1300を注文。カレーはマイルドな風味で、カツは中々の肉厚でありながら……うおッ、柔らか!!豚っぽい主張こそ無いが、脂身がくどくなくて口の中で溶けやがる。
なるほど、メニューの御値段の高さに納得🤔
駅にやって来た送迎車に乗って早めに到着。
本日の愛人『ロイヤルホテル八ヶ岳』である💚
やたらと広いフロントエリアは細やかにクリスマス仕様。チェックインできる時間にはまだ早いのでー
休憩スペースで待たせてもらう。
ウェルカムドリンクとして真昼間から生ビール🍺にワイン🍷 そして、体に悪そうな色をした数々の御菓子。
私はカプチーノを頂いた。
フロントの方に呼ばれてチェックイン。本日はじゃらんのポイントを利用し、バイキング2食付プランで¥14150(入湯税込み)。
何だ? 芸能人と思しきサイン色紙が、1階エレベーターに繋がる廊下脇に展示されてる。どうやら、このホテルがロケ現場として使われたようだ。
おおッ、『芦田愛菜』主演の映画でも使われたようだ。興味のある数少ない芸能人の一人で、言葉にできない魅力がある😊 私は邦画は滅多に観ないのでこの映画も知らないがー
2013年のアメリカ製SF怪獣映画『パシフィック・リム』に7歳の頃出演していたのには驚き。良い演技を観させてもらった🤔
今回の客室は残念ながら2階。
実に素朴なザ・和室。一番お安い客室のため、布団敷きはセルフ。
そして、窓からの眺めはホテルの駐車場という始末。奇麗な景色を愉しみたくばマネーに物を言わせろってか?
今宵はここまで。
後編に続くー
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