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ストレスと独り身とホテル暮らしとー テンシーズン【第12回・山梨県湯村温泉《後編》】


 館内を散策中。狭いフロントと同じ階にありながら、なかなか品揃えの良い土産物コーナー。

 シックな雰囲気の悪くないマンガ読書スペースもあり。ただ、この手の設備があるという事は、近辺に適当な観光スポットや歓楽街が無い事を示唆している。

 このホテルは本館と別館に分かれており、『かくし湯』(隠れてはいない)が大浴場とは別に別館の1階に。源泉掛け流しで無料の貸切露天風呂になってる。

 階段脇に何故だか不気味なミニ神社💧 しかも、スノードーム付……謎。

 この時季は日が暮れるのが早い。外に出てみると、湯村温泉街の出入り口に安っぽいネオンが灯され、栄えてない温泉街特有の夜景が準備に入る。
 ホテルのすぐ目の前には『スナック 鬼娘』……ウマ娘の系列なのか、鬼滅の刃の関係なのかはどっちでもいい。

 完全に日が暮れて、遠くの方に甲府の夜景が現れる。人間の社会生活が目に映る感じが私は好き。

 夕食の時間になったので本館1階のフロント側の会場へ。なんとも慎ましやかなバイキング……。

 料金的にもあまり期待はしていなかったが、その予感は的中🎯 ほうとうは麺がずっと鍋の中で保温されててすっかりふやけ、舌触りが悪いし出汁も良くない。富士桜ポークの入ったカレーが……コレまた驚きの不味さ🤢 こんなに薄くてコクの無いカレーは初めて食べた。調理をミスったのかと思われるレベル。
 私の経験上、旅館・ホテルで出された料理で最大のハズレと断言できる。

 陰鬱な気分のまま2階の大浴場へ。

 ※ホテルHPから写真を引用

 内湯・露天風呂とも殆ど貸切状態で入れたが、どっちも小さめ。露天風呂に関する説明書きが壁にあったが、全く気にせず浸かったら腰にビリビリッと鈍痛が走ってビックリ😲 湯舟の半分が電気風呂になってて軽いトラウマになったよ💦

 いやはや……❝安かろう悪かろう❞をここまで忠実に体現したホテルステイになろうとは🤦‍♂️
 おやすみ、湯村温泉。
 (就寝中、天井なのか壁なのか……ずっと客室の中で水が流れるような音がしており、エレベーターが客室のすぐ近くにあって、起動音がしっかりと聞こえてくる防音の無さに悩まされた🤢)

 おはよう、湯村温泉。見事な日の出……これは吉兆か!?

 ※ホテルHPから写真を引用

 今朝は早起きし、前記した別館1階の貸切露天風呂(無料)を利用してみた。残念ながら岩々しい造りが好みじゃないし、ロケーションも青空のみという環境。そして、ちょっとぬるい😒

 全く期待できない朝食へ。単品だとこの値段……まだ食べる前だが軽いホラーだ。

 予想通り。格安ビジホによくあるラインナップ。一応、鶏もつ煮があったので、山梨県らしさをとどめてはいたが、この内容で¥1430は暴利。

 チェックアウト……って言うか、帰らせてくれ! 折角の旅行で反面教師みたいなホテルの相手はごめん被る。
 さらばッ、湯村温泉!


 補足ー

 自宅に戻って甲府駅で買った『生信玄餅(4個入)』を食す。とことん山梨県産の素材にこだわった私好み😊 消費期限はわずか3日……これって山梨県の現場に行かないと手に入らないのでは? 
 では、実食。コレは…………

 旨過ぎるッ!!(CV大塚明夫)


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