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ストレスと独り身とホテル暮らしとー テンシーズン【第14回・山梨県八ヶ岳《後編》】


 さすがに2階の客室からの眺望には耐えきれず、ホテルの屋上へ。紅葉と八ヶ岳の山々のコントラストが実に美しい😃
 どうやら八ヶ岳は日本三大星空名所に選ばれてるようで、天体望遠鏡の設備があり、星空案内人の資格を持つホテルスタッフによる星空観賞会が開かれる。(ただし、一人¥5000なり)

 館内散策中。よくある雰囲気のゲームコーナーに……え? 手錠? 急な犯罪者にもコレで素早く対応できるぞ! それとも……カップル宿泊者用かな😁(下衆)

 こんな標高の高いホテルにありながら品揃えの良い土産物コーナー。

 まさに闇の時間。立地的に光源はホテルの灯りか夜空の月🌕くらい。人間社会から隔離されたような特殊な気分になる。

 夕食の時間、腹が減った。あたしゃ旨いビュッフェを所望するよ。なんと……ディナー単品が¥6655とな!? 私が食事してきた中では多分1、2を争う高額ビュッフェ😲 値段相応のモノが食べられるかな?

 レストランの内装と造りは簡素。高額ビュッフェに見合った高級感は特に無い。

 山梨県恒例の鳥もつ煮は本格仕様。

 甲州ワインビーフのローストビーフと自作のミニ海鮮丼(鯵と鮪の赤身と海老)。甲州味噌を使った味噌汁。

 スイーツに信玄餅があったので思わず多めに取ってしまった。桃のコンポートというちょっぴり高級なのも。
 全体的には無難なレベルのクオリティ。決して悪くはなかったが、¥6655払ってとなると……NG。

 歴史の偉人から名をとった温泉へ。かくいう私も歴史は好き。現地に訪れて初めて知る知識は貴重。

 なんというピンポイントな自販機。たった1種類なのも珍しいが、1列だけという気合の入れよう……(不評なのかな?)

 ※ホテルHPから写真を引用

 大浴場は内湯・露天風呂ともに充分な広さで、のびのびと愉しめた。快晴なら露天風呂に浸かりながら奇麗な星空が観られる。

 風呂から客室に戻って思い出す。あ……布団敷くのセルフだった。ん? このマットレス……なんか異様に薄いんだが。一抹の不安を抱えながらー
 おやすみ、八ヶ岳。

 おはよう、八ヶ岳。実に神秘的な朝の風景が拝めたよ。八ヶ岳の山々に雲の割れ目から日光が差し込み、その向こう側には富士山がそびえるというパースが気持ち良い😊
 ただ……腰が少し痛い。やはりマットレスが薄過ぎて、体が畳の硬さを直に感じるくらいだったよ。

 夕食と同じレストランで朝食。チキンライスがあったのでチョイスしたのだが、食べてみると肝心のチキンが入ってなかったWWW
 テーブルまで持って来て初めて気づいたのは、目玉焼きとスクランブルエッグの両方がある……卵好きなのでよしッ!
 そして、ドリンクコーナーに『オランカスムージー』という初見のピンク色をしたジュースがあったので飲んでみた。【ドイツ生まれのマルチビタミンウォーター】というふれこみだが、味は……なんか不味くはないのだが、ボンヤリとした薄味のジュース😒

 朝食後は朝風呂をほぼ貸切で愉しめたが、山の天気は変わりやすく、雲が多くなって露天風呂から青空は少ししか見えなかった。

 10時出発の送迎車に乗るのでその前にチェックアウト。やはり、秋の時季は山への旅行こそ格別な癒し。初めて訪れる土地で大した予習もせず徘徊してみたが、不安と好奇心の葛藤があるね。
 さらばッ、八ヶ岳!

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