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大人が溶連菌にかかったら

見事にかかりました、溶連菌。

お子さんがよくかかるイメージですが、我が家はパートナーの発熱からスタート。

医者にかかるも、症状は悪化するばかり。耳鼻咽喉科で総合病院への受診を勧められ、溶連菌であることが分かるまで4日。
なんとなく隔離してはいたものの、私がうつるというやらかし…

私はパートナーが溶連菌だとわかったその日の夜、急に症状が出てきて、発熱・喉の痛み・関節痛と倦怠感で目が覚めました。

前日、仕事の疲れで筋肉痛だなぁ~などと考えていたのですが、そうではなかったのね…

子どもも酷いですが、大人は合併症にも注意が必要だそうで。

仕事を休んで早々に検査を受け、溶連菌と判明。パートナーが溶連菌とわかっていたので、ピンポイントに検査を受けられたのは幸いでした。

抗生剤の投与を10日間うけ、熱冷まし&鎮痛剤も頂きました。
点滴を受けに行き、フラフラと帰る。
帰ったらひたすら、痛み止めを飲んで体を休ませる…


大人2人が動けないので、子どもらはいつもと違う状況にソワソワ。

注意されないから長くゲームしちゃおっかな~とか、おやつ食べ放題~とか。
はじめはそれで良かったようですが、段々日が経ってくると、大人は何もできないのだと悟ったようです。

朝、起こしてくれない。
食器を使って流しに置いても、洗う人がいない。


食事は夏休み直後ということもあり、昼に大人がいなくても自分たちで食べられるよう準備はしてあるので、その辺は大丈夫。

我が家はパートナーとの発症に少々ズレはあったので、何とか買い出しと食事の用意、洗濯物系は問題なしでした。

洗い物は…普段、私以外ほとんどやらないので、酷いことになってるかしらと。2日後、恐る恐る洗い場を覗くと、、、意外と貯まってない。

皆、ラップをお皿替わりにしたり、使った箸やコップはすぐに洗ってくれていたりしたようです。

けれどわが子に言われました。
「大人が朝動いてくれていないと、子どもの朝が回らないなぁ…」

あれあれ?普段は構うなオーラダダ漏れなのに…???

よくよく聞くと、普段からしてくれているお茶を作るとかシャツのアイロンをかけるとか、あまり見えていなかった部分があったと分かったそう。

あとは、誰かが起きている気配って、結構大きいそうで。

「だから、早く復活して下さい!」

きゃ!嬉

またある子からは…学校が終わり、遊ぶ約束を友だちと取り付けてきた様子。
「けど、家にいた方がいいなら、いるけど…?」

きゃ!泣(嬉しい方)

またある子からは。保育園に迎えに行ったときのこと。
「体大変なのに、保育園に迎えに来てくれて。連れてきてくれてありがとね」

きゃ!なんて気遣い~!


パートナーも、私が一番しんどいときに個室を使って休めるように配慮してくれたり、意識朦朧としている時には、洗濯・炊事・子供たちへの声がけやお風呂の世話、洗濯物もしてくれて。自分もしんどいだろうに、本当に頑張ってくれていました。


体的には、コロナよりもインフルエンザよりも、数段辛かった気がします。

何より、物が飲み込めない。
唾液を飲み込むことすら辛く、あくびをしても喉が痛い。
お腹は空くのに、何を飲み込めるのか、食べられるのか分からないという辛さ。買い出しに行って、選べるような体力もない。


そんな中感じることができた、家族の優しさ…

うーん、今までと何が変わったんだろう?
もしかしたら、私が頑張らなくなれたから、かもしれないです。
以前は無理して私がやってしまっていた。けど今回は、無理なもんは無理です…と弱音を吐くことができた。そして大人が大人に優しくしている。


だからみんなも、買い出し、風呂掃除、ご飯炊き、おかず作り、使った食器や水筒は自分で洗って干すまでやる、など、したんだと思います。誰かがやってくれるなら、しないけど。

できるように育ててきたんだもの。みんなならできる!

もうしばらくその優しさに甘えつつ、療養させて頂きますね~



大人が溶連菌にかかると、子どもがしっかりしました!

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