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【詩】尊厳はそのか細さから

寿命宣告をされ、もうそれほど私は生きていられない。

でもたとえ私が消えても、すべては消えない気がする。

あなたとの恋を知れたから。

本当はもっとあの綺麗なコスモスの花弁が露をつけて自然に溶け込むのを見たかった。

けれど、やれることもやったかな。

一つも手を抜かなかった。

私は限界を尽くした。

精神的に変化もした。

だから私には私がやれるだけのことはやれた。

長くこの世界の平和が続いてくことを願う。




生きたかった。

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