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眠れぬ夜に(エッセイ)

夜眠れなかった日。

深夜だというのにnoteを開き『眠れない』という旨のnoteを書いた。

誰に読まれなくても良い。
ただ、今のこの気持ちを何処かへ書いて発散したい。

そんな気持ちで書いた250字note。

眠れなくて焦る気持ち。
焦れば焦るほど目が冴えてきてしまう現実。
スマホを触ってしまう悪循環。
色々な不安が押し寄せてくる夜。

書いたらマイナスな事ばかり浮かんで来てしまう時間。

そんな気持ちや焦りをササッと記して投稿。スマホを布団のそばに置いて目を閉じる。

すると、眠れない気持ちを記した事で少し心がスッキリしたのか、何だか頭も心も軽く感じスッキリした感覚に。
眠気をすこーしずつ、すこーしずつ感じいき、気付いたら寝てしまっていた。

この夜の感覚はとても新鮮だった。

自分の気持ちを書いただけだった。

焦りや不安を記しただけだった。

たったそれだけの事が、この夜の私を助けてくれた。

睡眠時間は短くなったものの、ちゃんと朝まで眠る事が出来たから。

眠れないって、本当に嫌だし辛いと思ってしまう。

眠れないと不安な事しか考えないし苦しい。

また眠れなくなった時、私はまた何処かへ今の気持ちを書くのだろうか?

この日の夜だけの効果だったかもしれない。

けれど、

この日の夜に記した、書いたnoteは。

私が眠る為のおまじないだったのだ。



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