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momoro66
夏の雲の立体感。(エッセイ)
私は夏の雲が好き。
もくもく、もくもく、大きくて、ふわふわしていそうに見える雲。白くてふわふわしている雲…。
そんな雲を見ての私の感想。
「なんか綿あめみたいで美味しそう…」
なんて食い意地が張っていることだろう。けれど、私にとって夏の雲とは食べ物に似ていて、あのふわふわ感がたまらなくて、美味しそうと思ってしまうのだ。
けれど何より綺麗だなと思うのは、そのモクモク、ふわふわした雲と青空の景色。酷暑の夏に快晴の空が晴れ渡る中にモクモクふわふわした雲があり、とっても大きい青空がある。
いわゆる、この雲と空は積乱雲。というものなのだろが、私にとっては、積乱雲なんてお天気用語の堅苦しい言葉の名前ではなく、ふわふわした綿あめ雲。
とっても柔らかくて軽い雲なのだ。
そして何と言っても夏の雲には立体感がある様に思う。雲に陰影がある様に見える為、遠近感もあり、見ていてとても惹かれると共に、やっぱり綿あめだな…、美味しそうだなーと思う私。
綿あめ、生クリーム、ポップコーン……
白くてふわふわしたもの。
軽くてふわふわした食べ物。
夏の雲、私の好きな雲。
ほわほわ、ふかふか、美味しそうな雲。
けれど、もう少しで秋が来る。
それに、暦の上ではもう、秋だ。
夏の雲。
私の好きな夏の雲と青空には、もう少しでお別れだ。