見出し画像

お店で読書。程よい時間は?(エッセイ)

壇蜜さんのエッセイ『壇蜜日記 4』の中で壇蜜さんが外で本を読む時の事について書かれている日があった。

空間を借りるという言葉が使えるのはどれくらいの時間だろうか。
「借りる」から「居座る」に変化する少し手前の時間が分かるとありがたいのだが。

『壇蜜日記 4』 2016/8/7より

読んでいながら共感した。

といつつ、私が外で読書をする事はあまりない。
……周りの音や仕草が気になり、ただ本を読んでも文を追うだけになってしまう事も……💦

そんな私でも、ファストフード店と図書館でなら読書が出来る。
けれど、読みながら頭に浮かんでくる。

『いつまで読んでて大丈夫だろう』

図書館ならあんまり気にする心配はないが、問題はファストフード店だ。

私がファストフード店で読書をする時は、珈琲と、季節限定モノを注文する。
お値段は安く、ワンコインも満たない。

こういう場合、せいぜい居られるとしても1時間位だろうか?

喫茶店などでは『2時間に一回、ドリンクを注文して下さい』などの長時間利用する時のお願い事として書いてある場合もあるが、ファストフード店でそれを見かけた事はない。

といっても、ワンコインにも満たない値段で1時間以上居座る事は駄目な様な気がする。

だから、もしそうなりそうだったら、追加注文をするだろう。

それが「常識」だと思っている。

本当、壇蜜さんの言う通り「借りる」から「居座る」に変わる時間がわかれば良いのに……。

なんて言いながらも、私が外で居座り何かをする事は、多分これから先もないと思うものの、自分の良識や常識で線引きをし、対応していくしかないのだろうか?

それか、分かり易く示してくれている場所へ行く。だろうか?

外でする読書も気分が変わっていい。

ソワソワしてしまう私でもあるが、外でする読書は、嫌いじゃない。

いいなと思ったら応援しよう!