昭和モダーン モザイクのいろどり展@泉屋博古館東京
モザイク作品の展覧会に行ってきました。
会期は終了していますが、少しでも展覧会の雰囲気が伝わると嬉しいです。
気楽にどうぞ。
基本情報
展覧会:昭和モダーン モザイクのいろどり 特別展 板谷梅樹の世界
昭和のモザイク作家・板谷梅樹(いたや うめき)氏の展覧会です。
お父様が著名な陶芸家の板谷波山(いたや はざん)氏で、板谷波山作品も展示されていました。
会場:泉屋博古館東京
読み方が覚えられず、検索するとき苦労する美術館。読み方は『せんおくはくこかん』。
東京メトロ南北線六本木一丁目駅から徒歩約3分の立地です。
美術館の公式サイトはこちらから。
六本木という地名にそわそわする上、近くには大使館が並んでいて、ちょっとビビります。
会期:2024年8月31日~9月29日
入館料:一般 ¥1,200
9月の連休中に訪問。ぐるっとパス利用で、入館料が無料になりました。
開館時間などの詳細は、公式サイトをご覧ください。
感想
なんだか懐かしい
タイルやステンドグラスが好きなので、モザイクアートも好みだろうな、と思っていました。予感的中。
モザイク作品の主な素材は、タイルなどの陶片だそうです。古いお家のお風呂場のイメージからか、タイルを見ると懐かしさを感じます。
意外とビビッドな色使いの作品も多く、見ていて飽きませんでした。
ちなみに、会場内は一点を除き撮影不可でした。
駅から美術館をつなぐエスカレーターに吊るされたポスターの写真を、代わりにどうぞ。
孔雀好きだと自覚できた
展覧会のポスターに惹かれて訪問しました。
まずポスターの孔雀に目が行き、カラフルな作品と『昭和モダーン(モダンではなく、伸ばし棒がある表記)』にやられました。いずれにしても、孔雀がきっかけです。
孔雀は『鳥』という作品の一部だそうです。
展覧会チケットにもデザインされていたので、刷り込み効果もありそうですが、「孔雀かわいいな。あれ、私、孔雀好きだわ。」と唐突に自覚しました。
本物はもちろん、デザイン化された孔雀はおしゃれなものが多い印象。あと、チャームポイントのちょんまげがたまらない!
『鳥』にもちょんまげがデザインされています。何度見てもかわいいですね!
鳥類にはあまり興味がないと思っていたので、新しい自分の一面を発見しました。
近現代史を勉強しよう
解説を読んでいて目に飛び込んできた『西園寺公望』の文字。むかーし日本史で習いましたね。近現代史は適当にやり過ごしたので、いい加減な記憶ですが…。
当館は住友家が蒐集した美術品を保存、展示する美術館 泉屋博古館の東京分館だそうです。で、美術コレクターとして有名だった15代目当主 住友友純氏の実兄が、西園寺公望とのこと。
歴史の知識は持ってて損はないですね。
おまけ
美術館にはハリオのカフェが併設されています。そして展覧会チケットの提示でお会計が10%オフ。週末はいつも混んでいますが、ちょっと休憩するにはもってこいの場所。
今回初めて入店できて満足でした。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
了