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Wherever@府中市美術館

ポスターに惹かれて訪ねた展覧会。
少しでも雰囲気が伝わると嬉しいです。
気楽にどうぞ。

基本情報

展覧会:小西真奈 Wherever

アートスケープのオススメ展覧会を漁っていて、目に飛び込んできたポスター。
植物園、とりわけ温室好きの私にとって、どストライクのモチーフ。
『何これ、めっちゃ好き!』となり、訪問しました。

会場:府中市美術館

最寄りは京王線の府中駅。
どの駅からも距離があるので、バス利用が推奨されているようです。
私の場合は、行きはJR府中本町駅から、帰りはJR北府中駅まで歩きました。
美術館の公式サイトはこちらから。

美術館の外観はこんな感じ。

府中市美術館の外観
外観その2

会期:2024年12月14日(土)-2025年2月24日(月)

入館料:一般¥800

休館日や開館時間などの詳細は、公式サイトをご参照ください。
土曜日の午後1時頃に訪問したところ、比較的ゆったり観賞できました。

感想

展覧会は3つのセクションで構成。

  1. Gardens

  2. Drawings

  3. Paintings 2004-2009

第1章は植物園などの風景画がメイン。
池、川といった水の表現に透明感を感じました。油絵なのに、不思議。

ここでまず惹き付けられたのが、展覧会ポスターにも採用されている植物園の温室の作品。

この絵です

解説を読んで、何でこの絵が好きなのか、腑に落ちました。
第1章の作品のいくつかは、神代植物公園の温室がモデルだそうです。
私が温室好きと自覚したのが、神代植物公園。
何という偶然!さすが、直感力で生き抜く私。理由は後から付いてきますね。

風景画のなかに人物画も。
『航一さん』というタイトルの作品。朝ドラ『虎に翼』で岡田将生さんが演じたキャラで、観た瞬間、ふふって声が出そうになりました。
小西真奈さんも朝ドラ観てたんだなー、航一さんが刺さったのかなー、なんて急に親近感がわきました。

第2章がDrawingsだったように、チケットのデザインはポスター作品の線画でした。

展覧会チケット
モノクロなのに引力が強い

第3章は、2006年のVOCA賞受賞作を中心とした作品。
近年の作品と雰囲気が異なるのですが、どちらも透明感が共通していると感じました。
プリント写真をもとに描かれたそうですが、写真よりも少しだけ切り取られた時間が長いように感じます。静かな時間が見えるようで、不思議な感覚になりました。

まとめ

ポスターに呼ばれるように訪問した展覧会。
好きと感じた理由がわかり、個人的にスッキリしました!
最近神代植物公園に行けてないので、バラの時期に訪問したいと思います。

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。

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