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中国風なファンタジー世界が舞台の英語ウェブ小説に、黒人男性が主人公として活躍している作品があるので、紹介させて頂きたいと思います

前置き


こんばんは、皆さん。黒人男性主人公のヨーロッパ風ファンタジー世界が舞台のエロゲーが欲しいマークセリンで御座います。

筆者はいつも自分の願望について語ってましたけれど、今回の記事はエロゲーと直接に関連性のない話題について触れていきたいと思ってます。

では、皆さんは【ウェブ小説】について、既にご存知だと思うんですが、日本の【なろう系】だけじゃなくて、【中国語のウェブ小説】や【英語のウェブ小説】の存在もあることも知っているんですよね?

で、英語のWEB小説も凡作から名作まで色んな作品があると想像してましたけれど、筆者が時間潰しのためにちょっと検索してみるとこういうサイトが出てきたんです:

https://www.scribblehub.com/

Scribble Hubといって、様々な異世界系とかファンタジー系の英語WEB小説も投稿されてるサイトなんですが、色々みてみると、どうやら興味深い作品に出合いました。そう。

中国風なファンタジー世界が舞台の英語ウェブ小説に、アメリカ人の黒人男性が地球から異世界転移して主人公として活躍している作品なんです!

そういう作品もあるんだって初めて知った時、驚いたわ。
筆者がヨーロッパ風な世界観のある作品で黒人男性主人公を求めてたら、まったくの逆に、思いもよらない設定の作品で黒人主人公ものに出会ってしましましたから、本当に予想外なこと過ぎてちょっと思考停止してしまったことがあるんでしたよね……

だって、だって、しょうがないでしょう?

中世時代のヨーロッパには黒人が少数として住んでたことは知ってたんだけど、中世時代の中国ってアフリカから移住してきた黒人さんって殆どいなかったんでしょう?だから、中国風なファンタジー世界にそもそも黒人が主人公として移住してきたり、異世界転移してきたっていう展開にまったく想像もつかなかったことなんですから!(筆者が中国風なファンタジーにあまり興味がなくて、ヨーロッパ風な舞台に夢中過ぎたあまり、こういう組み合わせに関して思いつかなかったって点もあると思うんだが)

それに、中国ファンタジーとか中国舞台の作品に、外国人が主人公として登場したらいつもイメージ的には白人男性だったんでしょう?だって、実際の現実世界にも白人男性の俳優が多く中国映画の作品に出てきちゃったんですから。例えば:

中国が舞台の映画に、白人男性が主人公の【Forbidden Kingdom】
中国舞台の【The Great Wall】って映画に、白人男性が主人公’。確か、『Matt Damon』でしたっけ?
中国舞台の『The Flowers of War』に、白人男性主人公が出演しました。Christian Baleだったようです

なので、筆者的には中国舞台の作品には白人男性ばかりが主人公として登場してて、どうも黒人男性が出てくる場所じゃないんだって勝手な想像が決まったというか…

だから、こういうWEB小説に出会えたこと自体は新鮮な気持ちにさせられたんでした。
作品名は:【修行者世界で優しくなるために戦う】

修行者世界で優しくなるために戦う

https://www.scribblehub.com/series/142328/fighting-to-be-kind-in-a-cultivation-world/

Fighting to be Kind In a Cultivation Worldという作品です。

どうやら、中国風なファンタジー世界だと、ChatGPTがそういうジャンルの世界観について説明してくれました:

CHATGPTからの引用:

中国のウェブ小説における「修行者」(修士、または「カルトベーター」とも呼ばれます)は、主に**仙侠(せんきゃ)や玄幻(げんげん)**ジャンルで中心的なキャラクターのタイプです。

修行者は、体・心・精神を修練することで、超自然的な力や不死を得て、最終的には神に近い存在になることを目指す人々です。

修行者の主な特徴

  1. 修行の段階: 修行者は、さまざまな段階やレベルを進んでいきます。それぞれの段階は、力の大幅な向上を表しており、「気の練磨」(Qi Refining)、基礎の確立(Foundation Establishment)、金丹(Core Formation)、元神(Nascent Soul)など、特定の名前が付けられています。レベルが高いほど、修行者は強力になります。

  2. 霊気: 修行者は、環境から霊気(Qi や Chi とも呼ばれます)を吸収したり、特別な技術を用いて霊気を取り入れます。この霊気を用いて、肉体を強化したり、武術を高めたり、魔法のような技を使ったりします。

  3. 武術と技法: 修行者は、古代の師匠、門派、または一族から伝えられた独自の武術や秘密技法、神技などを修練します。これらの技は戦闘で重要であり、修行者の力の重要な要素となります。

  4. 宝物と神器: 修行者は、力を強化したり旅の助けとなるような魔法の武器や霊丹、神器を求めたり、作り出したりします。これらの宝物は多くの場合、物語の中で争奪の対象となります。

  5. 門派や一族: 多くの修行者は、特定の修行技術や哲学を専門とする門派や一族、または学校に属しています。これらの組織は修行者に訓練や資源、支援を提供しますが、内部の政治や対立も存在します。

  6. 不死と昇仙: 多くの修行者にとって、最終的な目標は不死を達成し、より高次の存在へと昇仙することです。しかし、この道は他の修行者や魔獣、さらには神々との戦いなど、数多くの困難に満ちています。

  7. 世界観: 修行者が存在する世界は、広大で複雑なことが多く、さまざまな次元や神秘的な生物、古代の遺跡、強力な神々で満たされています。物語の背景や設定は豊かで、東洋の哲学や神話が強調されています。

修行者をテーマにした小説は、自己改善、力の追求、善悪の戦いといったテーマに焦点を当てることが多く、中国文学では非常に人気のあるジャンルです。
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ということで、このFighting to be Kind In a Cultivation Worldという作品は、アメリカから異世界転移してきたJames Delinionという心優しいアフリカ系アメリカ人が主人公として活躍し、様々なヒロインと出会っていく物語です。

軽く最新話まで一読みしてましたけれど(前々はスキップ)、どうやらハーレム要素もあるようなので、作者さんもこういうのが好きなんだなって思わされる内容なんですね~(まあ、筆者はヨーロッパ風の方が好きなので、中国風なファンタジーが好きで感情移入というか自己投影できる主人公として楽しみたい作者さんの気持ちも分からんでもないんですけどね、筆者も黒人が金髪王女のヨーロッパ風な人と恋愛してくの見るの好きなんだし

そして、中国風なファンタジーが好きというだけあって、そのジャンルの知識も豊富で、内容がそれを反映したようです。中国風なファンタジーが好きでなければ、本当に書けないような内容なので。

筆者はじっくりと30話あたりまで完読したんですが、なんかそこから先を読むのは億劫な感じもしました。何故なら、最初に出会った『Lin』と『Ai』という女性二人の姉妹ヒロインズは良かったが、後から登場してきた『Gong』という蜘蛛の身体をしている亜人の女性キャラはちょっと性癖に合わなかった。なんか、頻繁に登場してるんですし、筆者はあまりモンスター娘(モン娘)に興味がないんだがね(汗)。

でも、最新話あたりまで飛ばして読んでみれば、どうやら好みの女性キャラに出会えたようで助かった。確か、名前は『Senior Song』といって、Jamesの師匠になった飛びっきり美人すぎる黒髪女性の高級修行者のようです。
ちなみに、Jamesは彼女の弟子になったのは良いものの、彼の得意としている能力はヒーラーなだけなので、戦闘に関してはあまり役に立たないというか、まあ、でも治癒能力に関してはバケモノクラスなので、それで仲間の力になったって感じなんです。

読んでみたが、彼が黒人とかアフリカ系アメリカ人であるという背景についてあまり物語に影響を及ぼしていなくて、単なる中国文化に染まった感じのアフリカ系アメリカ人が中国風なキャラクターとばかり交流をしている物語なので、如何にその作者も主人公であるJamesも中国風なキャラクターと付き合っていくのが好きな内容みたいなんですね。(ところどころ、主人公がキャラクラー達と接して、お辞儀というか頭を下げること自体に抵抗感がないので礼儀のなっていないアメリカ人ではないことは読んでみれば確かなことなんです)

物語を読んでみると、一応褐色肌の人間は南の大地に住んでいるという設定があるので、Jamesの肌色だけが濃いという要素は一応、現地人の間にはそれほど聞いたことのないような出来事でもなかったので、殆どの肌に対する言及がない内容でした。

では、今回の記事はここまでです。気になれば英語のできる方はご一読してみては如何でしょうか?翻訳ツールも豊富なので日本語に翻訳してみても良し:

https://www.scribblehub.com/series/142328/fighting-to-be-kind-in-a-cultivation-world/

まあ、いつも中国風な舞台の物語に登場してた外国ルーツの主役って白人男性主人公ばかりだったからな。

黒人男性主人公の番がきても不思議ではないかもしれませんね。

文句があるとすれば、アニメ絵がついていないことに関してかな?本当に残念でした。絵があった方が面白いというのに、どうしてつけてないのかな?

挿絵がなかったので、その雰囲気に没頭するために、勝手にAIアートを用いて、それっぽい中国風なキャラクターを作ってみました(ヨーロッパ風なファンタジーが欲しかったのに、いきなり中国風なファンタジーに意識が向いてしまった筆者www):

「というか、俺達も負けてないぜー!」「そうよ!わたしは白人の金髪王女なのよ!この黒人の紳士と一緒のヨーロッパ風なファンタジーも忘れないでよねー!」👇👇👇

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