死について

息子を妊娠して死ぬことにとても恐怖心を抱くようになった。
出産時に何かあって夫や家族ともう会えなくなったらどうしようとか。
お腹が大きくなって呼吸がしずらく息苦しさもあった。去年はまだコロナが落ち着いてない時期もあってか感染が怖くてずっと引きこもってたのもあるかもしれない。
あれこれ不安に考えすぎて、水を飲むときも溺れそうな感覚で、髪の毛洗う時、顔を洗う時も苦しくなって呼吸が乱れる。

出産して、体が身軽になってから少し落ち着いたがニュースで殺人事件や地震、戦争の番組を見ると亡くなった人の痛みや恐怖心を想像してしまい、また苦しくなってしまう。
今はそれも少しずつ落ち着いてきている。

ただこれは凄く贅沢な悩みというか、死ぬのが怖いほど自分は今幸せな環境にいるんだなと客観視している自分がいる。

小学生の頃は学校にも家にも居場所がなくて毎日死にたいと思ってた時期があった。
本気で思ってた訳ではない。痛いことも苦しいこと大の苦手なビビりだから実行に移す勇気なんて自分にはなかった。ただただ学校に行きたくない。自分が死んだらみんな哀れんで悲しむ姿を想像して、自分は必要とされていたと認識したくてそんな想像ばかりしていた。

そんな想像ばかりしていたからか、本当に死に直面する病気になった。

でもその頃の私は病気で入院することにホッとしていてこれで学校に行かなくて済むと心の中で喜んでいた。

ただそんな気持ちも病院に着いて、見たこともない太さの注射器で色々検査され、こんな痛い思いするなら帰りたい!とすぐ思った。

病気して同じ病室の仲良くなった友達や、幼稚園くらいの子、沢山の死を経験した。

逃げたくて死んだほうが楽なんじゃないかと思う気持ちをもったことがあるから、今この死ぬのが怖いってゆう気持ちは、今いる環境が幸せで失いたくないって気持ちが強いのか、人生後悔ばかりだからか。

人生後悔しないように20代割と自分のしたいこと自由にしてきたのに人間関係でずっと躓いてるからかな。
死の恐怖心に勝てるように今を大事にしよ。

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