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【中学受験】あと一点をとらせてあげられなくて申し訳ありません。
去年息子の中学受験を経験し、一番心に残っている言葉です。
息子は小学3年生の2月から塾に通い始めましたが、中学受験をすることになったのは第一志望の学校に行きたい!という強い気持ちがきっかけでした。
入塾当初から第一志望の学校が変わることはなく、それを塾の先生もよく理解して息子のサポートをしてくれていました。
以前も記載しましたが
第一志望のチャンスは2回。
1回目は不合格
2回目は補欠合格でした。
2回目の補欠合格の報告をメールにて担任の塾の先生にしたとき、すぐに電話があり。一番最初に言われた言葉が
「あと1点をとらせてあげられなくて申し訳ありません。」という言葉でした。
それまでは、合格でもなく不合格でもないというフワフワした気持ちでしたが、その言葉を聞いた瞬間に何故か涙が溢れ出ていました。
言葉にするのは難しいですが、
親としてもあと1点をとたせてあげられなかった悔しさ。ここまでよく頑張ってきたな。という息子に対する尊敬。
そしてあと1点で合否が決まる厳しい受験の世界の現実。
いろんな感情が渦巻いていました。
先生からはそんなことを言われましたが。
私は塾の先生に対して、感謝の気持ちしかありません。
特に息子はかなりペースがゆっくりなので、
私とも沢山面談し、相談に乗って頂きました。
息子のことを理解し、息子にあったやり方を考えて丁寧にサポートしてくれました。この塾だったからここまでこれたのだと親子共々思っています。他の塾だったら、早々に諦めていた気がします。
そんな先生に言われた言葉だったから余計に色々なことを感じてしまった気がします。
一点の世界は中学受験だけでなく、試験や資格、受験など色々なことに通じることだと思いますが。私が生きていた中で一番重く感じた1点でした。
その後、繰り上げ合格の連絡をしたときの先生の安堵と嬉しそうな声をきいて、塾の先生は毎年この気持ちを感じているんだと思うと
本当にすごいなと感じました。
中学受験に限らず、今受験勉強を頑張っている方、そしてサポートしている保護者の方々。
先のことが分からず、大丈夫なのかと心配になる気持ち。よく分かります。
息子もギリギリまでどうなるか分かりませんでした。ただ、経験して分かったことはこちらが焦り、子供に強く言ってしまったところで何もよい方向にはいきません。
たまに息抜きをしながら、そして誰かに愚痴を言いながら。
溜め込まず!自分を、そして子供たちを信じてあげることが大事なんだと思います。
陰ながら応援しております。
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