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これからの時代に必要な【思考力】をはぐくむ絵本

小3の娘が学校から帰ってきてこんなことを話してくれました。

「ペットも家族だという人がいる。動物と人間は違うのに、どうして家族だって思えるんだろう?」

「コロナで学校で勉強できない時、「お家で勉強してね」と言われた。お家で勉強できるなら、どうして学校に行く必要があるんだろう?」

「勉強をずっとしてても怒られないのに、どうしてゲームをずっとしてると怒られるんだろう?」

いい質問。
答えのない問題を考えることって本当に大切。

娘とこんな話ができる日が来るとは。
おもしろくてしょうがない(笑)


「考える力」が自分を守る力になる


今の時代、たくさんの情報が一瞬で手に入ります。
その中で、「自分はどう考えるのか?」
と問い続けることはとても大切です。

そうすることで、子どもは他人の意見や流行に流されず、
自分の意見をしっかり持てるようになります。

また、色々な立場や考え方の人がいることにも気づき、
他人への理解も深まっていきます。

その出した答えがどうこうではなく、
自分の頭でまず考えて意見をまとめてみるというプロセスがすごく大切。

難しいことを考えるのは大変かもしれないけど、
考える練習をしていかないと「めんどうだからいいや」と
考えることをやめてしまう。

考えることは自分を守る力。

嘘やバイアスにとらわれず、
自分の頭で判断する力を身につけることにもつながります。


親子で一緒に考える時間をくれる絵本


娘に「どうしてそう思ったの?」と聞くと、
学校で借りた絵本に書いてあったんだそう。

その絵本とは、

ポプラ社さんの『どう解く?』
やまざきひろし 作
きむらよう・にさわだいらはるひと 絵
https://amzn.asia/d/arPQStP

です。

タイトルは
もちろん道徳とかけてありますが、もはやこれは哲学の絵本。

絵もシンプルで、
大人の答えを押し付けるのではなく
読んだその人がどう思うかを考えやすいように作られています。

絵本の後半に考えるためのヒントとなる
いろんな人の意見も載っているのが面白いところ。

『どう解く?』は、ただの読み聞かせではなく、
親子で「考える」ことに挑戦できる一冊です。

お子さんと一緒に日常の疑問に向き合い、
考える楽しさを一緒に味わってみませんか?


年齢に合わせて読み方を変えるから脳に効く。

おうちの絵本時間で
【学力×地頭力×心の豊かさ】をはぐくみ、
グローバル時代に活躍するかしこい子を育てる

絵本教育アドバイザー スダ ノブコ

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