ワインっておいしい…いや、楽しい!
イタリア料理店やイタリアンっぽい居酒屋などに行くと、ワインの種類がたくさんある。
まず、このメニューを見るのが楽しい。
フランス産だったり、イタリア産だったり、チリ産だったり。
また、味の説明も丁寧に書いてある。芳醇な香りだったり、新鮮さを感じる、樽のにおい、スパイシーなど様々書いてある。
そんなこんなを一緒に来た人と、どれが良いかなと盛り上がりながら見る。結構まじまじと時間をかけて見る。ワインの知識なんて皆無なのに。
でもそれが楽しい。
そして、いざ種類を決めて、テーブルに届く。
必ずやるのが、ワイングラスを回して香りをかぐことだ。
そして「おお~」という。
楽しい。
この時に、「おお~」以外の感想なんて言ったことがない。
なぜなら、ワインの知識が皆無だから。
でも、楽しい。
そして一口目を飲む。飲んだ後に必ず言うのは、
「飲みやすい」
この一言だ。90%を超える確率で言う。みんな口をそろえて言う。
このワイン飲みやすいわ~と話していても、3分後にはなんのワインを飲んだかなんて忘れている。
毎回、同じようにこれを繰り返すが、それが楽しい。
ワインって美味しい。いや、このくだりをするのが楽しい。