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人生が上向きになる方法と、願い事の叶え方。

69年生きてきたなかで、「どうしたら人生が上向きになるだろうか」ふと、そんな考えが過ったことがあります。

コロナ禍で外出がままならないころ、身近なキッチンを片付けました。

キッチンを片付け終えたあと、前向きな気持ちになっていたんでしょうね。次男の勧めもあって、料理動画を発信するYouTuberになりました。

動画内では、キッチンが映ります。年末も近づいてきたことですし、壁掛け収納を外し、収納家具をずらし、掃除をすることにしました。

以下、そのときの画像です。


築32年の壁紙。鏡や壁掛けラックの跡、埃やカビなどの黒ずみもありますね。湿気により、壁紙の繋ぎ目も目立ちます。

見たくない現実です。正直、写真に撮ってみるまでは、こんなにも汚れているとは思いませんでした。見ているようで、きちんと見ていなかったようです。

汚れをとろうと、バケツに水を汲んで、洗剤を付けた雑巾で壁紙を拭いていくのですが、なかなか汚れは落ちません。

「死ぬまでにもう一度、綺麗な壁紙を拝んでみたいな」

そんなことを呟きながら、壁紙を眺めていました。その呟きを長男が聞いていたとは知らず、数日後……。

長男が「ドン!」と分厚いカタログを目の前に置きました。「お母さん、壁紙リフォームするよ!」と言ったのです。

「え、え、えーー!!?」

驚きながら、わたしはカタログを受け取りました。

「え? え? どういうこと!?」

長男に訪ねてみると、以前から壁紙のリフォーム代を貯めていたと言うではありませんか。

そのお金でリフォームしようと、わたしにカタログを渡してくれたのです。驚きと、夢じゃないだろうかと高揚感。ずっと胸がドキドキして、YouTubeの撮影ができないくらいでした。

忙しい長男夫婦の代わりに、夫とわたしの2人で壁紙を決めました。白地に目立たない模様が入っている白い壁紙です。

こちらが、新しい壁紙の画像です。


壁紙が白くなり、キッチンが明るくなりました。日差しが差し込み、冬の秋田とは思えないほど、あたたみがある印象です。

現在、長年の夢だった美しい壁紙を眺めながら家で過ごしています。

壁紙が汚れていることはずっと前から気づいていました。だけど、きちんと見ていなかったんですよね。お金がかかるし、どうせ壁紙のリフォーム代は出せないだろうしと、諦めていました。

冒頭で、

69年生きてきたなかで、「どうしたら人生が上向きになるだろうか」ふと、そんな考えが過ったと書きました。

自分の目にするもの、眺めるものを良くしよう。そう行動に移したとき、人生が上向きに変わっていくのではないでしょうか。

それとね、叶えたいことがあるときは、心の中で思っているだけではなく、口に出したほうがいいです。わたしのように。

69年生きてきたわたしの体験ですが、口に出すと、願いや夢が叶いやすいです。

夫と2人、コーヒーを飲みながら、いつも話していることがあります。

「わたしたち、貧乏はしたけど、子供には恵まれたよねえ」と。長男は口数は少ないですが、優しいです。そっとリフォーム代を貯めてくれたことに感謝しています。

今日も、「毎日キレイな壁紙を眺めることができて、幸せだなあ。幸福度がアップしたよ」と長男に言いました。「幸せだなあ」と日々呟いています。

年末まで、あと1ヶ月と少し。あなたにとって、2023年はどんな年でしたか? もし、叶えたいことがあるならば、思っているだけではなくて、口に出してみることをオススメします。叶えたいことや、なりたい状態についてnoteに書いてみるのも良さそうです。

段々と寒くなってきましたね。あたたかくしてお過ごしくださいね。

良子

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